渋谷区が共催する 『「パラスポーツの未来」
~結構深いぞ障がい者スポーツ~』 に特別協賛!

2016年07月15日

6月26日(日)、NPO法人おやじ日本・渋谷区が共催する親子向けイベント『「パラスポーツの未来」~結構深いぞ障がい者スポーツ~』 が渋谷区総合文化センター大和田さくらホールで開催されました。当社はこのイベントに特別協賛し、ともに参加しました。

会場は、親子連れを含む約500名の参加者の熱気に包まれ、基調講演、デモンストレーション、パネルディスカッションの3部構成で行われました。

基調講演では、(公財)日本障がい者スポーツ協会 仲前信治氏が「知っていますか?パラスポーツ」と題し、日本の障がい者スポーツの成り立ちから現在に至るまでの道のりをわかりやすく説明されました。諸外国の障がい者スポーツを取り巻く環境と比較するとわが国ではまだまだ発展の余地があるように感じられました。

小川選手がウィルチェアラグビーの魅力を発信!!

説明
登壇中の小川選手

「ウィルチェアラグビーはおもしろい!」と題されたデモンストレーションでは、当社社員 小川仁士 選手が登壇しました。

まず、自身がウィルチェアラグビーに巡り合ったきっかけや、障がいを被ってから人生を前向きに考えるようになるまでの葛藤などを話すと、

話を聞いていた子どもたちも勇気づけられたように感じました。

その後、デモンストレーションがおこなわれました。小川選手は、ウィルチェアラグビーの試合のVTRを用いながら競技の魅力をわかりやすく説明しました。そしてウィルチェアラグビーの醍醐味である「タックル」に挑戦するため、渋谷区長 長谷部 健氏と2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会副事務総長 布村幸彦氏が車椅子で登場。タックル体験をおこない、大きな衝突音に会場からは大歓声があがりました。

ステージ体験
体験会では「タックル」の衝撃に歓声が上がりました。

 

理解を深め、共に学ぼう!

パネルディスカッションには、渋谷区長 長谷部 健 氏、パラリンピアン 射撃 田口亜季氏らとともに 小川選手も参加しました。

内容については、以下のように多岐に渡りました。

・障がい者の方の活動範囲を考えるとアクセスビリティがまだまだ進んでいない

・”心のバリアフリー”の意識は以前よりも進展したものの、2020年以降にレガシーとして残すためにさらに浸透させたい

・後天的に障がいを被ったアスリートがトップを目指し努力した過程は筆舌に尽くしがたい背景がある

・障がい者スポーツの機運は高まってきたものの、さらに大きなムーブメントを構築していきたい。そのために自治体・企業・個人のそれぞれが努力する

・企業、経済界としてできることはたくさんある

結論としては、以下に収斂されたように感じた次第です。

「障がいを持つ方々が外に出てもっと社会参加できるよう心とハード面のバリアフリー化をしていこう!」

「2020年のそのあとにつながるように障がい者スポーツを盛り上げていこう!」

「そして、未来を担う子どもたちに障がい者に関わる諸問題の理解を深めるための学びの機会をつくろう!」

障がい者スポーツを通し、障がい者に関わる諸問題を理解し、ともに学んでいく契機となったこのイベントは、参加した子どもたちの心にも十分届いたと思います。

AD Challenge Supportでは、今後も、当社の掲げる行動指針の一つ“地域密着”に基づき、全国で障がい者スポーツの魅力を発信していきたいと思います。

集合
渋谷区長 長谷部 健氏(前列中央右)・おやじ日本理事長 竹花 豊氏(前列中央左)とともに・・・

 

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