2016年7月17日(日)~18日(月・祝)の2日間、(公財)日本障がい者スポーツ協会が主催する「2016ジャパンパラ 水泳競技大会」が、横浜国際プール(神奈川県横浜市)で開催されました。
今大会には、当社社員 小野 智華子選手(人事部所属)・宮崎 哲選手(北海道支店所属)も出場し、両日、当社社員・家族、当社の持株会社 MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の社員380名が応援に駆けつけました。
障がい者水泳 競技規則とクラス分けは?
基本的には国際水泳連盟に則って競技が行われます。使用するプールや泳法(自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ)も同じですが、障がいによりできないことや 障がいを悪化させてしまうことを考慮し、背泳ぎ以外でも水中からのスタートが認められていたり、スタート時に必要に応じ補助器具を使えるなど、ルールを一 部変更しています。
クラス分けは、表の通り障がいの種類や程度ごとに分けられています。
●詳しくは(公財)日本障がい者スポーツ協会「かんたん!水泳ガイド」へ→コチラ
あいおいニッセイ同和損保×東京ガスグループ 合同応援!
今大会は、当社と同じく(公財)日本障がい者スポーツ協会のパートナー企業である東京ガスグループの皆さまと合同応援をおこないました。
両社の所属選手はもちろん、大会全体を盛り上げ、そして、今後、障がい者スポーツ大会全体をさらに盛り上げていきたいという願いから、両社一体の大応援団となりました。
両社の所属選手の出場の際には、応援コールに声を合わせ、観客席では選手との交流会もおこないました。
参加した社員からは、
「障がい者スポーツ観戦は初めてで、正直なところこれまであまり興味もなかったのですが、同じ部の仲間が出場するとのことで応援に参加しました。東京ガス所属の選手の応援も合同で行ったりと、「みんなで大会を盛り上げる」という雰囲気が感じられる場になっていて、楽しく応援することができました」
「出場選手全員の頑張りに感動しました。一方で、当社社員2名への応援には力が入り、仕事とはちがう面での一体感で盛り上がることができました。また、東京ガスさんとの協力応援も、普段にはない楽しさを感じました」
との感想が寄せられました。
応援に後押しされ新記録続出!!
小野 智華子選手は、S11クラス「400m自由形」「50m自由形」「100m背泳ぎ」に出場。
「400m自由形」では、5分50秒27で大会新記録を達成。
「100m背泳ぎ」では、1分26秒64で見事優勝を果たしました。
宮崎 哲選手は、S14クラス「50m自由形」「200m自由形」「100mバタフライ」に出場。
「50m自由形」は、26秒17で自己新記録、「200m自由形」は、2分01秒14で大会新記録を達成。「100mバタフライ」では1分00秒17で日本新記録を樹立しました。
両選手の好記録に、応援団も歓喜の声が上がりました。
「以前ゴールボール観戦に参加。水泳は初めての観戦でしたが、様々な障がいを盛った方々が懸命に泳いでいる姿を見て感動しました。いかに自分が普段恵まれた環境で育っているかを改めて実感し感謝する必要もあることを実感。更には宮崎選手の日本新記録の達成の場面に立ち会えてよかったです。小野さんの頑張りも素晴らしかった」
「小野選手、宮崎選手を当社社員としてとても誇りに思いました。たくさんの選手の皆さんが、アジア記録、日本記録、大会記録を更新され、とても感激しました。素晴らしい記録を更新できるのも大会運営に携わるスタッフの皆さま方のお力があってこそと思います。次回は、応援だけでなく、ボランティアにも参加したいと思っています。」
「参加の1番の目的は小野選手と宮崎選手の応援だったのですが、小学1年の娘と一緒に参加させて頂き、娘にとってとても貴重な体験になったようです。帰宅後も障がいを持つ選手がいかに凄いことをしているか、妻に一生懸命話をしていました。幼い時にこのような経験をさせて頂いたことは非常に有難いと感じました。」
また、東京ガス所属の木村 敬一選手はS11クラス「100m平泳ぎ」「100mバタフライ」に出場。「100mバタフライ」では、1分03秒81と大会新記録を達成。
2017年に東京ガス入社予定の水上 真衣選手は、S8クラス「50m自由形」で34秒34と日本新記録、「100m自由形」では1分18秒92と大会新記録を樹立しました。
そして、東京ガスグループ 日鉄住金P&E所属の小山 恭輔選手は、S6クラス「50m自由形」は、33秒02、「50mバタフライ」は、33秒30と2種目優勝しました。
選手の活躍に、両社の応援席は大いに盛り上がりました。
観戦した社員からは、たくさんの感想が寄せられました。
「当社の選手だけでなく東京ガスさんの選手も応援することで、さまざまな障がいやルールを理解するきっかけとなり、
観戦がより楽しめました」
「選手の方から何事にもくじけず頑張る勇気とエネルギーをもらいました。」
「何より選手の方の日頃の鍛錬に頭の下がる思いでした。当日は一体となった応援で大変盛り上がりました」
ぜひ大会の応援に・・・
参加した社員からは、「また参加したい」という声が多くありました。
「実際に会場で競技を観て、予想以上の迫力と感動を感じました。百聞は一見に如かず。参加して本当に良かったです」
「当社の選手のみならず、皆さんのパフォーマンスの素晴らしさに拍手を贈りたい!」
「両腕のない選手が足だけで泳ぐ姿、スピードに心が揺さぶられました」
「今回は一人で参加しましたが、次回は子供と一緒に参加したいと思う」
「当社社員が出場するとあって、昨年度の水泳大会よりもたくさんの方が応援に駆けつけ、社員登場の際には応援が大変盛り上がり、会社としての一体感を感じました。これからも応援していきたいと思います」
ぜひ会場で迫力と感動を体感してください。
そして、会場一体となって選手の皆さんに熱いエールを送りましょう!
「AD Challenge Support」では、今後もチャレンジし続ける小野選手・宮崎選手を応援するとともに、全国の障がい者スポーツ会場を全力で応援し盛り上げていきたいと思っています。
選手交流会
競技終了後、応援席にて選手との交流会がおこなわれました。
温かい拍手で迎えられ、小野選手から「たくさんの応援ありがとうございます!」と挨拶。宮崎選手は「夢に向かって羽ばたきたい!」と抱負を語り、それぞれの選手に「頑張れ!」と声援が飛び交いました。