インチョン2014アジアパラ競技大会の応援へ!

2014年12月02日
2014インチョンアジアパラ競技大会の車椅子バスケットボール会場
2014インチョンアジアパラ競技大会の車椅子バスケットボール会場

2014年10月18日(土)~24日(金)に開催されたインチョン アジアパラ2014競技大会の応援に参加しました。今回のアジアパラ競技大会には当社社員の萬木信也選手が車椅子ダンスの日本代表として、当社のグループ会社である三井住友海上あいおい生命社の石井亜弧選手・三輪順子選手・米田真由美選手が視覚障がい者柔道の日本代表として参加しました。

アジアパラ競技大会とは?

 アジアパラ競技大会とは、アジアパラリンピック委員会が主催するアジア地域における障がい者スポーツの総合競技大会です。今回のインチョン大会では、41か国で4,500名もの障がい者アスリートが参加し、日本代表選手は16才から67才までの幅広い年代の選手285名が参加しました。
また、アジアパラ競技大会では23の競技※1が行われ、今回の大会より新たに「車椅子ダンス」「ウィルチェアーラグビー」「ローンボウルズ※2」「セーリング」が加わりました。

 ※1 アーチェリー・陸上競技・バドミントン・5人制サッカー・ゴールボール・シッティングバレーボール・水泳・車椅子ダンス・卓球・車椅子テニス・ウィルチェアー
   
ラグビー・自転車・車椅子バスケットボール・テンピンボウリング・車椅子フェンシング・ボッチャ・7人制サッカー・柔道・パワーリフティング・ローイング・
   射撃・ローンボウルズ・セーリングの23競技

※2 ローンボウルズとは、ボウルと呼ばれる偏心球を、目標球のどれだけそばに近づけられるかを競う球技

車椅子ダンスを観戦!

競技中の萬木選手
競技中の萬木選手

車椅子ダンスは前述のとおり、今回よりアジアパラ競技大会に追加された競技で、車椅子に乗ったウィルチェアドライバーと健常者のスタンディングパートナーがペアとなって踊ります。
当社の社員である萬木信也選手はデュオスタイル(スタンダード5種目)に参加されました。競技は、車椅子ダンス特有の明るく華やかな雰囲気の中で行われ、多くの観客が観戦していました。
残念ながら予選敗退ではあったものの、萬木選手は「競技人口が少ないせいか、車椅子ダンスを始めて1年で日本代表となり、自分でも驚いている」と話されていました。ご本人は謙遜されていましたが、競技経験わずか1年でのアジアパラ競技大会出場は萬木選手の努力の賜物だと感じました。

視覚障がい者柔道では三井住友海上あいおい生命社の選手たちが銀メダル!

試合中の三輪選手
試合中の三輪選手

女子の視覚障がい者柔道には、当社のグループ会社である三井住友海上あいおい生命社から石井亜弧選手(52㎏級)・三輪順子選手(57㎏級)・米田真由美選手(63㎏級)が参加し、見事3名とも銀メダルを獲得しました。
特に、57㎏級の三輪選手は1回戦にて開始5秒で1本勝ちとなり、非常に迫力のある試合となりました。観戦した当社の役員も「3名の選手の力強い試合を観戦し、こちらも力をもらった」と話していました。

車椅子バスケットボールは男女ともに銀メダル!

当サイトでもインタビューさせていただいた石川丈則選手も出場した車椅子バスケットボールでは、準決勝のイラン戦を観戦しました。
強豪であるイラン代表選手の高さに日本代表選手は俊敏な動きと見事なチームワークで対応し、激闘の末に勝利を収め、決勝に進むことができました。決勝の韓国戦では、残念ながら負けてしまいましたが、銀メダルを獲得しました。
女子も橘ヘッドコーチの指揮の下、選手一丸となってベテラン勢の力を借りながら、また若い選手の力を合わせながら十分な力を発揮し、男子同様、銀メダルを獲得しています。

アジアパラ③
日本代表VSイラン代表の試合の様子
アジアパラ②
日本代表VSイラン代表の試合の様子

 

最後に・・・

今回のインチョン2014アジアパラ競技大会で日本代表選手団は金メダル38個・銀メダル49個・銅メダル56個を獲得し、メダルランキングは中国、韓国に次ぐ第3位となりました。今後に向け、弾みのつく結果となりましたが、障がい者スポーツは練習場所の確保等のさまざまな問題を抱えています。
障がい者スポーツの認知度が高まり、全国に支援の輪が広がっていくことを期待し、当社としてもできる限りの障がい者スポーツ支援を行っていければと考えています。

 

【あいおいニッセイ同和損保 ADチャレンジサポート】

関連記事