2017ジャパンパラ
ウィルチェアラグビー競技大会の応援へ!

2017年06月28日

2017年5月25日(木)~28日(日)の4日間、(公財)日本障がい者スポーツ協会が主催する「2017ジャパンパラ ウィルチェアーラグビー競技大会」が、千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)で開催されました。

最終日の28日(日)に行われた「3位決定戦」「決勝戦」に、当社社員と家族の138名が、昨年に引き続き、応援に駆けつけました。

ジャパンパラ競技大会は、国内最高峰の競技大会で、国際的に活躍できる選手の強化・育成を目的として、国内トップクラスの選手や海外チームが参加して開催されます。

AD Challenge Support応援団

ウィルチェアーラグビーって?

大会の様子

ウィルチェアーラグビーは、車いす(ウィルチェアー)同士のぶつかり合いが許された唯一のパラ競技です。
1チーム最大12名で編成され、コート上には各チーム4名が出場し競います。チームは男女混成です。障がいの程度によって、各選手に持ち点(0.5 点~3.5点)が設定されていて、コート上の4名の合計点を8点以内で編成します。このため、障がいの軽い選手だけでなく、重い選手にも出場の機会が生まれます。
1試合は、8分間のピリオドを4回行い、ピリオド間にはインターバルが入ります。ラグビーとは異なり前方へのパスが認められています。また、コートはバスケットボールと同じ広さです。

詳しくは(公財)日本障がい者スポーツ協会「かんたん!ウィルチェアーラグビーガイド」をご覧ください。→リンク

世界最高峰の戦い!

3位決定戦 日本vsオーストラリア

ウィルチェアーラグビーとしては、第4回目の大会となる今回は、世界ランキング上位3各国(オーストラリア・アメリカ・日本)の代表チームが揃い踏み、世界最高峰の熱闘が繰り広げられました。

予選リーグでは、3回の総当たり戦が行われ、8勝したアメリカが決勝へ進出。

日本とオーストラリアによる3位決定戦となりました。

日本は予選リーグで世界ランク1位のオーストラリアに対し3勝と好調。

序盤から日本ペースで試合が進む。後半、日本チームのミスでオーストラリアのペースに傾きかけた場面もありましたが、69-55の大差で勝利し、決勝進出となりました。

決勝戦は、日本VSアメリカ。

決勝戦 日本vsアメリカ

日本は、予選リーグでアメリカに対し、初戦44-51、2戦目48-49、3戦目50-51で敗れており、終始、手に汗握る戦いとなりました。

序盤から一進一退の攻防が続き、前半は25-25で終了。

後半、2点を追う立場になった日本チームは、試合終了4秒前に1点を返し、タイムアウトを取り体制を整える。同点、延長戦に望みをかけ、残り0.6秒にゴール近くにパスが通るもそこで試合終了。

日本チームは、51-52で惜しくも準優勝となりました。

息をのむ接戦に、観客からは大きな声援が飛び交いました。

観戦した社員からは、たくさんの感想が寄せられました。

体験会には当社社員も親子で参加しました!

「毎年参加させていただいております。事故や病気で障がい者となってしまった方が、動かせる身体機能を精一杯使って過酷な競技をしている姿を観戦し、応援する事で自分ももっと頑張らなければと毎回思わされます。また職場のメンバーとも同じ目的で応援することも一体感が生まれ楽しかったです」

「選手の皆さまの最後まで諦めない姿に勇気をもらいました。決勝戦は第4ピリオドまで手に汗を握る、白熱した試合展開で、応援に熱が入りました。また次の機会にも参加したいです」

「今回も家族で応援に参加しました。迫力のある試合に圧倒されつつも『ガンバレ!』と声を出して応援していました。体験会も主人と子供が参加し、思った以上に操作が難しくて思うように動かせなかったようですが、選手との交流もできてとても楽しかったと言っていました。とても良い経験ができました」

当社社員 観戦の様子
試合終了後、観客の声援に応える日本代表チーム

力を合わせ大会をサポート!

大会終了後、スポンサー各社が会場撤収ボランティアが行われ、当社からも15名の社員が参加しました。

試合中、床にウィルチェアーのゴムの跡がつくため、床には特殊なシートを張るのですが、そのシートについたタイヤ痕をふき取り、シートを外すという作業でした。

かなりの重労働でしたが、参加した社員からは、「大変な作業でしたが、コートフロアーに降りて、選手の皆さんと触れ合うことができ、大会への参画感あった」「学生時代に力仕事のアルバイトをしていたので、自分が力になれることがあれば今後も参加したい」という声が寄せられました。

タイヤ痕が競技の激しさを物語っていました。
パネルを積み上げ収納します。

ぜひ、会場へ応援に!

会場で初めて観戦した社員からは、「初めて生で試合を見たが迫力に圧倒された」「初めての観戦でしたが、解説もありわかりやすく楽しかった」という感想がありました。

ウィルチェアーラグビーの魅力は、激しいタックルと緻密な頭脳戦です。

ぜひ、会場中に響き渡るタックル音や、頭脳プレーを体感してください。

当社では、千葉地域の社員を中心に、「ジャパンパラ ウィルチェアーラグビー競技大会」の応援は恒例行事となっており、毎年、観戦を楽しみにしています。

AD challenge Supportでは、今後も、当社の掲げる行動指針の一つ「地域密着」に基づき、全国で、地域の皆さまとともに障がい者スポーツを応援していきたいと思っています。

当社社員観戦の様子
当社役員がメダルプレゼンターを務めました。

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