2017年9月2日(土)~3日(日)、東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)で「2017ジャパンパラ 水泳競技大会」が開催されました。
小野 智華子選手(人事部)・宮崎 哲選手(北海道支店)・中島 啓智選手(千葉北支店)・前田 一成選手(宮崎支店)・窪野 一輝選手(人事部)が出場し、当社社員・家族、 234名が応援に駆けつけました。
社員の応援で選手を後押し!
今大会は、メキシコで開催されるワールドパラ水泳の壮行会や海外から有名実力派スイマーを招へいする等注目度も高く、会場は熱気を帯びていました。
当社は、選手5名が出場するということもあり、応援団にも熱が入ります。
宮崎 哲選手・中島 啓智選手 S14クラス(知的障がい)
宮崎選手・中島選手は50m自由形・200m自由形・100mバタフライに出場。
両選手が得意の100mバタフライでは、中島選手が59秒23のアジア記録で優勝、続いて宮崎選手が59秒65でゴールし、ワンツーフィニッシュ!
応援団から大きな歓声が沸き起こりました。
200m自由形では、中島選手が2分00秒63で優勝、宮崎選手が2分02秒63で3位。
会社の仲間でもありライバルでもある二人。両選手の好成績に社員からは熱いエールが送られました。
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●中島選手コメント
「今回の大会は、ひとまず成功できたと思っています。ただ、タイム的には、良し悪しもあり、メキシコの世界選手権に行くまでの20日間、効率的に練習していきたいと思います。応援ありがとうございました」
- ●宮崎選手コメント
「いつも応援ありがとうございます。100mバタフライは最初から勢いにのって泳ぎ、大阪でのジャパンパラ以来で四年ぶりの予選・決勝でのダブルベスト更新でした。今回の経験をメキシコでの世界選手権につなぎ、自己ベストを更新し、表彰台に立つことを目指します」
小野 智華子選手 S11クラス(全盲)
小野選手は、200m個人メドレー 、50m自由形・100m背泳ぎに出場しました。
200m個人メドレーでは、3分21秒29で大会新記録を樹立。
50M自由形では、自己ベストを更新し34秒64でゴール。
得意の100m背泳ぎでは、1分25秒94で優勝となりました。
- ●小野選手コメント
「お忙しい中、たくさんのご声援ありがとうございました。50メートル自由形以外は、ベストタイムを出すことができませんでしたが、たくさんの応援に、多くの力をいただきました。9月30日から、メキシコで行われる世界選手権では、しっかりと結果を残して来たいと思っていますので、引き続き、応援よろしくお願いいたします」
前田 一成選手 S10クラス(下肢障がい)
前田選手は、50m自由形・100m自由形に出場。
初日の50m自由形では、「会社所属となって初の大きな大会。大応援団の歓声に足が震えた」と前田選手。予選で28秒32の日本新記録を出すも、決勝ではフライングにより失格。
2日目の100m自由形では、「2日目とあって泳ぐ前に応援団に手をふる余裕もできた。ゴール付近で応援団が目に入り、ラストスパートをかけることができた」と、1分03秒33で日本新記録を達成しました。
- ●前田選手コメント
「今まで、大人数の応援団に応援されたことがなかったので、泳ぐ前に震えてしまいました。2日目の100mでは応援団を力に変えることができ、優勝することができました。2日間とも自己ベストと日本新記録を更新できたことは、競技に集中できる環境と応援してくださる方々におかげだと感謝し、今後さらなる活躍ができますよう、全力を尽くしていきます」
窪野 一輝選手 S12クラス(弱視)
窪野選手は、50m自由形・100m自由形・200m個人メドレー・100m背泳ぎに出場。
50m自由形は、31秒07で4位。ほかの種目は、残念ながら予選敗退となりました。
- ●窪野選手コメント
「たくさんのご声援ありがとうございました。今回の結果が今の自分の実力です。仲間の活躍はとても刺激になりました。今回の反省をしっかりして次につなげていきたいです」
交流会で選手がもっと身近に・・・
大会終了後、応援席で選手交流会がおこなわれました。
選手からはお礼と今後の抱負が語らえれ、社員から温かい拍手とエールが送られました。
家族で参加した社員の子供たちが、「オノチカ!」「イッセイ、写真撮ろう!」と声を掛けていた姿が印象的でした。
参加した社員からの感想をご紹介します。
「自分の可能性に挑戦すること、不可能を可能する強靭な意志。見習うこと沢山で、これから応援し、自身の成長への刺激としたい」
「子供が障がいのクラス分けを理解しようとしたり、両足や片腕が不自由な選手が頑張っている事に感動していたので連れて行って良かったと思う。また、競技後に出場選手との交流機会があったこともよかったです」
「当社社員選手のみならず、すべての選手の頑張りに感動しました」
「前任地(札幌)で宮崎社員が身近に勤務しており、宮崎社員の入賞は本当にうれしく、身近に感じました。初めて障がい者スポーツを観戦しましたが、感じさせられる事もあり、良い機会でした」
「ウェルチェアーラグビーに続く応援で、水泳は初参加でしたが、日本新記録や金メダル・銀メダルを目の当たりにし、そして、選手の皆さんのひたむきな姿に、多くの感動をいただきました。これからも、できる限り応援していきたい」
「当社社員がとても活躍しておりワクワクしました!同じレースをしていても障がいのレベルで表彰が違うことなど、担当社員からの解説もあり勉強しながら観戦することができました」
「水泳の応援は初参加でしたが、当社社員の活躍を応援する社員の一体感と、ハンディキャップを克服した選手の頑張りに感動しました。今後、是非より多くの方に知ってもらって、来年はもっと多くの社員とこの感動を共有したいと思いました」
AD Challenge Supportでは、今後も、チャレンジし続けるアスリートを社員一丸となって応援していきます。
※後日、上智大学との応援コラボについてレポートします!
地域のサポーター
AD Challenge Supportでは、全国で障がい者スポーツ大会の応援活動をおこなっており、全国各地に応援活動を支えてくれるサポーターがいます。今回は、経営企画部・専業マーケット開発部・広報部・東京自動車営業第二部のメンバーが運営を全力サポート!