「埼玉ブロック合同プロ会」で
障がい者スポーツセミナーを開催!

2017年10月25日

2017年9月20日(水)、ラフレさいたま(埼玉県さいたま市)にて、「埼玉ブロック合同プロ会」主催の「障がい者スポーツセミナー」が開催されました。

当社の保険専業代理店(呼称:プロ代理店支店)で組織する「支店プロ会」の埼玉県全体のプロ代理店会。

 

地方創生~障がい者スポーツ支援~

講師は、スポーツ振興の担当社員と元車すバスケットボール日本代表の三宅 克己氏(経営企画部)。

まず、スポーツ振興担当者から「障がい者スポーツ支援と自治体との関わり」について、以下の内容をお伝えしました。

・2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に、障がい者スポーツの普及・共生社会への理解を深める機運が高まっている。

・当社は、障がい者スポーツを通じて、2014年度より大会応援による現場を観ることからスタートし、以下の活動を実施している。

講演中の様子
  •    ①大会応援観戦デーの設置
  •    ②地域大会での運営ボランティア
  •    ③新入社員研修に講座を設置
  •    ④アスリート雇用
  •    ⑤競技団体・各種大会への協賛
  •    ⑥競技関連団体への人材派遣
  •    ⑦アスリートによる講演会・体験会
  •    ⑧パラアスリート向けスカラシップ制度の創設 等

・社員が応援する場、アスリートが活躍する場等、「場」づくりを実践し、様々な取組みを一つひとつカタチにして、上記の活動に繋げている。

・各自治体では県民・市民の皆さまに障がい者スポーツを知っていただき、かつ、共生社会の理解を勧めたいと考えており、当社の思想とまさに同じ。

・地域密着のプロ代理店の皆さまには、各地域で上記活動につながる展開をお願いしたい。

また、三宅氏は現役時代のエピソードを交えながら、障がい者スポーツの魅力についてお話ししました。

元車いすバスケットボール日本代表 三宅克己氏(経営企画部)

「事故後、必死に練習をして6年かかってやっと代表選手になることができた。初めて出場した大きな国際大会では、10万人のスタジアムに地鳴りのような歓声があり、勝手に涙がこぼれてきたことを覚えている。外国にいくと、先進国だけではなく、障がい者を自然にサポートする文化がある」

「海外でパラスポーツ会場が盛り上がった要因として、マスメディアでの発信や教育プログラムがある。教育プログラムは、日本でも近年急速に進められており、私は、現在、車いすバスケットボール連盟に出向し、こうした学校での普及活動もおこなっている。障がい者と健常者の垣根がなくなる等、共生社会の理解へとつながっている」

「毎週のように首都圏ではパラスポーツイベントが開催されている。是非一度観ていただきたい。心に刺さるものが必ずある。そして、ここにいる皆さまと埼玉から障がい者スポーツを盛り上げていけたら嬉しい」

 

講演後、参加したプロ代理店の皆さまから、「是非、埼玉プロ会から障がい者スポーツの魅力を発信していきたい」というお声をいただき、中には、目を輝かせながら具体案などご提示いただきながらお話をいただく場面もありました。

AD Challenge Supportでは、今後も様々な形で、地域の皆さまとともに、全国で障がい者スポーツの魅力を発信していきます。

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