2017年11月10日(金)~12日(日)にかけて、「第14回北九州チャンピオンズカップ国際車椅子バスケットボール大会」が北九州市立総合体育館で開催されました。
本大会は、2002年に北九州市で開催された車椅子バスケットボールの世界選手権大会「2002年 北九州ゴールドカップ」の開催を記念するとともに、北九州市が、「バリアのないまちづくり」を進めるための象徴として、毎年開催しています。世界最高峰のチームが参加する大会として、国内の競技力向上と国際交流を促進し、「市民の手づくり」をコンセプトに、市民参加型の地域に密着した大会運営を行っています。
今年は、カナダ、大韓民国、オランダ、日本の4か国のチームが参加し熱戦が繰り広げられました。
当社は、車いすバスケットボール男子日本代表のオフィシャルスポンサーに加え、2007年より本大会のスポンサーを務めています。また、今大会は、日本代表として当社社員 立川光樹選手(長崎支店)・秋田啓選手(中部損害サービス第三部/当時内定)も出場しており、10日(金)開会式、11日(土)の日本VSオランダ戦に、地域の社員・家族・代理店・扱者様73名が応援に駆けつけ、日本代表チームにエールを送りました。
日本代表!2年連続優勝へ!
今回、福岡地域の社員をはじめ、立川選手の所属先である長崎支店のメンバーも応援に駆けつけました。
11日は、予選リーグ 日本VSオランダ
秋田選手はスターティングメンバーとして出場。終始、長身を生かした気迫あふれるプレーで活躍。
第1クオーターは、スピードのあるオランダと接戦が続きましたが16-12で日本がリード。
第2クオーターでは、勢いのある日本が36-22と一気に突き放します。
後半も終始、日本ペースで試合が進みます。
第4クオーターには、立川選手も出場。確実にシュートを決めるなどチームに貢献し、66-42で見事、日本チーム勝利となりました。
その後も日本チームは圧倒的強さをみせ、今大会、全勝で2年連続優勝を果たしました!
試合後、立川選手のコメントです。
「福岡支店、長崎支店からたくさんの人が応援に来てくれていて嬉しかったです。残念ながら今回は出場時間があまりなくプレーで声援に応えることはできませんでしたが、今後の競技活動での活力になりました。たくさんの方が応援してくれているということを忘れず、少しでも声援に応えられるよう練習に励んでいきたいと思います」
観戦に駆けつけた社員からの感想です。
「初めての観戦でしたが、スピード感は健常者バスケと何ら変わりなく、車いすならではの迫力もありかなり興味を引かれました。膝を使えないのに、上半身だけでバネやムチのように体をしならせるような使い方をされている選手もいて驚嘆しました」
「想像以上に激しく、選手たちの真剣さが伝わってきました。これからも応援していきたいと思います」
「以前より気になっていましたが、実際に観る機会がなかったので良かったです。一般のバスケットと同様に迫力があり、とても面白く、もっとたくさんの人に広まれば良いと思います。また、同じ職場で働く社員が頑張っている姿をみる良い機会になりました」
地域に密着した魅力ある大会
大会期間中、全日本ブロック選抜車椅子バスケットボール大会や、小学生大会も同時開催されます。
全日本ブロック選抜車椅子バスケットボール大会では、ベテラン選手の迫力ある熱戦が繰り広げられ、小学生大会では、地域の小学校3校から6チームが出場。
3か月間の練習で最初に指導するのは、「思いやりのパス」。相手のことを考え、取りやすいボールを投げることが大切だと指導するとのことでした。参加した児童は、日ごろの練習の成果を存分に発揮し、チームが一丸となって全力で挑む姿が印象的でした。
また、日本・外国人チームの選手による交流会や体験会、ハーフタイムショーでは地域のダンスチーム、高校生が会場を盛り上げるなど、多くの市民、車いすバスケットボールファンにとって魅力のある大会となりました。
AD Challenge Supportでは、当社の掲げる行動指針の一つ「地域密着」を旗印に、地域に密着した大会運営を行う「北九州チャンピオンズカオップ」を、今後も全力で応援していきます。
地域のサポーター
AD Challenge Supportでは、全国で障がい者スポーツ大会の応援活動をおこなっており、全国各地に応援活動を支えてくれるサポーターがいます。今回は、受付から片付けまで八幡支社のメンバーがサポート。また、今回、立川選手の活躍を応援しようと、長崎からもたくさんの社員が応援に駆けつけました。