石橋元気選手が
島根県「介護の未来を大発見!2017」にて講演!

2017年12月29日
石橋元気選手

2017年11月18日(土)、島根県のイベント「介護の未来を大発見!2017」が開催され、視覚障がい柔道の石橋元気選手(人事部ダイバーシティ推進室)が、「いきいきプラザ島根」(松江市)にて講演をおこないました。

本イベントは、介護の魅力発信イベントとして、島根県と島根県福祉・介護人材確保対策ネットワーク会議、県内介護福祉士養成校との共催で、松江市、出雲市、益田市で開催されました。

石橋選手は、視覚障害者柔道73kg級で活躍中。2017年にウズベキスタンで開催されたワールドカップに日本代表として選出されました。

講演では、競技活動や自身の障がいについて、当社での活動、今後の目標をお話をしました。

メダル獲得が障がいと向き合うチャンス

講演中の様子

石橋選手は自身の障がいについて、「小学1年の時、視野が徐々に狭くなる綱膜色素変性症と診断され、現在、視力は健常者と変わらないが進行性の病気で失明の可能性もあるため『恐怖はいつもある』」と打ち明けました。

講演中、「視覚障害柔道を知っていますか?」、「自分の目が見えなくなったらどう感じますか?」等、質問を来場者に投げかける場面もあり、真摯に答えてくださる来場者が多く、とても温かい雰囲気の中進められました。

そして、自身の夢について、「世界大会でのメダル獲得が一番の目標。メダルを取ればこれまでの悔しさや悲しさを自分の中で消化でき、障がいとまっすぐ向き合えるチャンスになる。応援よろしくお願いします!」と話しました。

来場者の握手を交わす石橋選手

講演後、石橋選手は「今回、1時間もの時間を一人の講師としてお話しさせていただくような機会は人生初でした。来場者の皆さまが真剣に聞いてくださり、また、質問に一生懸命答えてくださる場面に感動し、温かい気持ちでいっぱいでした。

関係者の皆さま、来場者の皆さまに深く感謝いたします。今回の経験を糧に、今後も、競技に仕事に頑張っていきます」と元気に語っていました。

AD Challenge Supportでは、今後も、選手とともに全国で障がい者スポーツの魅力を発信していきます。

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