2018年1月14日(日)、「あいおいニッセイ同和損保スポーツスペシャル 第71回 大阪実業団対抗駅伝競走大会」がヤンマースタジアム長居(大阪府大阪市)で開催され、当社パラアスリートチーム(チーム名:チャレサポ)が参加しました。
本大会は、昭和23年1月に第1回大会が開催され、現存する実業団駅伝としては日本最古と言われています。当社は、行動指針である「地域密着」の具現化を図るべく、第58回大会(平成5年)より協賛を開始。
毎年、社員も多数参加し、健康増進・チーム力向上・コミュニケーション強化に繋がっています。
今年は、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から225チームの社員が参加し襷を繋ぎました。
当日、厳しい寒さではありましたが、会場は出場選手たちの熱気に包まれていました。
コンセプトは「交わる」
昨年に引き続き、当社パラアスリートチーム「チャレサポ」が出場。
障がい者と健常者が同じ舞台で一緒に活躍することを目指し、「交わる」をコンセプトに結成されたチームです。
コースはヤンマースタジアム長居および公園周回コース(全長約23.6km)であり、1区のみ7.1km、2区~6区は3.3kmとなっています。前年度成績を参考に各チームが1部~5部に振り分けられており、6部は初参加チーム、7部は全員女子のチームが出走します。
3部に出場した「チャレサポ」チームは、1区をスポーツ振興担当社員が走り選手にタスキを繋ぎます。
2区は、窪野一輝選手(パラ水泳/人事部)。
窪野選手は、視野が狭い障がいにより、襷の受け渡しを心配していましたが、「自分一人でできないことはたくさんありけれど、少しやり方をかえたり、サポートしてもらうとできるんだと改めて実感した」との言葉通り、3区の海老澤選手と声を掛け合いながら、17分55秒で襷を繋ぎました。
前日から大変緊張していた海老澤京子選手(知的障がい卓球/人事部)。
それでも「タスキをつなぐ!最後まであきらめない!」と目標をたて、18分41秒で4区の石橋選手へと繋ぎます。
「タスキを受け取ったときは新鮮な気持ちでした」と石橋元気選手(視覚障害者柔道/人事部)。
16分00秒で5区の白砂選手に襷を繋ぎます。
白砂匠庸選手(パラ陸上/広島支店)は、競技では投てきや100m走が専門。途中、襷がほどけるというハプニングもありましたが、14分42秒で走り切りました。
アンカーは、昨年に引き続いて出場した宮崎哲選手(パラ水泳/北海道支店)。
ほどけた襷を受け取り、結びながら選手たちの想いを繋ぎ、11分13秒と、昨年より33秒上回る好記録でゴールしました。
大会後、宮崎選手は、「ラン練習の時に注意された事を気を思い出しながら走りました。チャレサポチームで襷がつなげられ、皆で走ったという一体感を感じられた事が嬉しかったです。来年も参加したいです。そして、来年は11分を切る走りをする為に、練習の工夫をしていこうと思います」と話していました。
メンバーそれぞれの競技も障がいも勤務地も違うなか、チームとして襷を繋ぎ、互いを称えあう姿が印象的でした。
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