2015ジャパンパラ
クロスカントリースキー競技大会の応援へ!

2015年04月08日

2015年3月7日(土)~8日(日)にかけて(公財)日本障がい者スポーツ協会が主催する「2015ジャパンパラ クロスカントリースキー競技大会」が白馬クロスカントリースキー場 スノーハープ(長野県北安曇郡)で開催されました。
当社は8日(日)に行われた「フリー(男子10km・女子5km)」「シット(男子2.5km)」の応援に参加し、長野支店の社員を中心に選手の皆さんへエールを送りました。

障がい者クロスカントリースキーって?

障がい者クロスカントリースキーには「クラシカル」「フリー」「スプリント」「リレー」の各種目があります。選手は「立位」「座位」「視覚障がい」「知的障がい」などのカテゴリーに分けられ、カテゴリーごとに競技を行い、実際のタイムに障がいの程度に応じて設定された係数をかけたタイムで勝敗を決定します。
クロスカントリースキーは、各種目によって走法・タイムの計測方法に相違があります。「クラシカル」はスキーを左右平行に保ちながら2本のシュプール上を滑る走法で行う種目で、スキーを逆八の字に開いてキックするスケーティング走法が禁止されています。「フリー」は走法が自由な種目で、主にスケーティング走法が用いられています。「スプリント」では予選で好タイムを残した選手が決勝ラウンドに進むことができ、決勝ラウンドは障がいの程度に応じてタイム差をつけてスタートします。「リレー」は1チーム4名で行われ、勝敗は実際のタイムによって決定されますが、4選手の係数の合計に障がいの程度差による不公平感がないようにチーム分けされています。

 選手の皆さんの力強い走りを間近で観戦!

当社が観戦した8日(日)は不安定な天気で、時折小雨にも見舞われて雪質の状態が変動する難しいコンディションの中で競技が行われました。

男子のフリー種目の「視覚障がい(ビジュアリーインペアード)」では高村和人選手(ガイド:向井広大選手)、「立位(スタンディング)」ではクラシカル走法を得意としている新田佳浩選手、「知的障がい(ID)」では西村潤一選手が前日7日(土)に行われたクラシカル種目と同様に優勝し、全カテゴリーを制覇しました。女子のフリー種目では、国際大会での経験も豊富な出来島桃子選手が優勝しました。
また、最終競技者となった「知的障がい」カテゴリーの森本雄気選手に対して、会場が一体となって応援していたことが印象的でした。

優勝した出来島選手
優勝した出来島選手
ガイドと共に滑る高村選手
ガイドと共に滑る高村選手

 

 

 

 

 

 

 

 

表彰式にもメダルプレゼンターとして参加させていただきました。
表彰式にもメダルプレゼンターとして参加させていただきました。

今回のクロスカントリースキー競技大会で選手の皆さんの力強い滑りを目にし、当社の社員からは「クロスカントリースキー競技自体を初めてみたが、選手の皆さんの頑張りを間近で感じることができてよかった」との声が上がりました。また、「障がい者スポーツというと身体障がいのイメージが強かった。だが、知的障がいを持った選手の純粋に競技に打ち込む姿を見て、選手の方々の諦めない思いを感じた」と感想を述べた社員もいました。

ぜひ競技大会の応援へ

今回の「2015ジャパンパラ クロスカントリースキー競技大会」も同様ですが、多くの障がい者スポーツ競技大会では「観客が少ない」ということが課題の1つにあります。障がい者スポーツには、実際に目にしないと分からない迫力・面白さがあるはずです。
ぜひ会場に足を運び、選手を応援しましょう!

 

2015ジャパンパラ クロスカントリースキー競技大会のフォトギャラリーはコチラ

関連記事