『アスリートシンポジウム&交流会』を
当社と神奈川県が共催!

2018年05月07日

2018年3月21日(水)、当社と神奈川県(主管:スポーツ局)との共催でトップアスリートによる「シンポジウム&交流会」が開催され、三宅克己氏(元車いすバスケットボール日本代表/経営企画部)ほか3名のオリンピアン・パラリンピアン・指導者が登壇し「夢の実現に向けて」をテーマにそれぞれ意見交換をしました。

本イベントは、神奈川県が組成する「かながわアスリートネットワーク」※1に参画する元アスリートが主体となって、その経験を次世代を担うアスリートや子どもたちに伝えることを目的として開催されました。

協賛にあたっては、当社横浜支店・神奈川中央支店・湘南支店の各プロ会※2の協力のもと、当日は、県スポーツ局の方々と一緒に当社社員も協力し、運営をサポートしました。

かながわアスリートネットワーク会長 具志堅 幸司氏

※1 かながわアスリートネットワーク

神奈川県にゆかりのあるスポーツ関係の著名人やプロスポーツ選手、あるいは国体選手・団体などが結集し、幅広くスポーツを通じた社会貢献を目指している団体です。県民スポーツ月間におけるスポーツ教室・講演会の講師や学校への派遣等の活動をしています。当社もこの活動に協力しています。

※2 当社の保険専業代理店(呼称:プロ代理店支店)で組織する「支店プロ会」。

開会に先立ち、かながわアスリートネットワーク会長 具志堅 幸司氏(ロサンゼルス五輪体操金メダリスト/日本体育大学学長)より、「かながわアスリートネットワークとして、今回、あいおいニッセイ同和損保さんとの共催で、はじめて『シンポジウム&交流会』を開催することができました。ぜひ実りのある時間にしてください」と挨拶がありました。

続いて、当社 樋口 昌宏専務(当時 常務)より「本日はアスリートの皆さんと交流していただくことで、お子さんには将来の夢を、大人の皆さまには共生社会へのご理解を深めていただきたく有意義な時間となることを確信しています」と挨拶しました。

会場の様子
当社 樋口専務 挨拶の様子

 

シンポジウム「夢の実現にむけて」

【登壇者】

〇コーディネーター

・具志堅幸司氏(ロサンゼルス五輪体操金メダリスト/日本体育大学学長/かながわアスリートネットワーク会長)

〇パネリスト

・近藤欽司氏(シドニー・北京五輪 卓球日本代表監督)

・塚原直貴氏(北京五輪 陸上400mリレー銅メダル)

・田口亜希氏(パラ射撃 アテネ・北京・ロンドンパラリンピック出場)

・三宅克己氏(車いすバスケットボール アトランタ・シドニー・アテネパラリンピック出場)

他、会場に駆けつけた「かなかわアスリートネットワーク」の15名のアスリートも交えながら、様々な競技・角度から意見交換がなされました。

パネリスト (右から)三宅氏・田口氏・具志堅氏・近藤氏・塚原氏

〇現役時代の強みと弱み

田口氏「25歳の時に病気で車いすに。それまでスポーツは楽しむ程度にしかやっていなかった。スポーツを知らないが故に監督コーチに言われるがままにやってきた。監督・コーチに恵まれたということもあり、アドバイス等を反抗心なく受け入れることができたことが私の強みだと思っている」

三宅氏「好きなことだけは継続できる。失敗してもあきらめない気持ち」

〇夢の実現において大切に思うこと

塚原氏「やるときはやる。自己実現。自分の存在を一人でも多くの人の印象に残る選手を目指していた。有言実行、自分に〝はっぱ“をかけるため目標を大きく盛って話してきた。自信がないというのはそれまでの準備が足りなかったということ。大きなことをするのであれば、緻密な準備が必要。日頃の練習が裏付けになっている」

〇さぼりたい、逃げたいと思ったことは?

三宅氏「車いすバスケが大好きだったので練習を逃げたいと思ったことはなかった。子供が生まれたとき、祖母が亡くなったときも遠征で、家族の大事な時に参加できなかったときは逃げたいと思ったことがあります」

三村由紀氏(空手道元日本代表)「逃げたい時、さぼりたい時はたくさんありました。そんな時は、自分がどうなりたかったか、ということを考える。私の居場所は道場であり、私が一番輝けるのは空手道だというところに立ち戻る」

近藤氏「私は指導者としてどうしたらさぼらせないかということを考える。練習場で選手の顔を見ればその日のモチベーションがわかる。それぞれの選手を見ながら褒めたり叱咤激励し、モチベーションを上げるようにしている」

〇どんな選手が強くなっていくと思うか?

近藤氏「心の器が大きい選手。卓球はメンタルの競技。心の器、つまり、感謝の気持ち、思いやる気持ち、我慢。人として成長しながら技術も伸ばしていく」

塚原氏「オリジナルを持っている選手。積極的に新しいことにチャレンジできる選手」

〇指導者や仲間に言われて印象に残っている言葉

三宅氏「自分自身に負けない。今日より明日、明日より明後日と常に自分を高めていく」

交流会

当社所属 三宅氏(前列中央)・窪野選手(前列左)・石橋選手(後列左)も参加!

シンポジウムの後に行われた交流会では、15名のオリンピアン・パラリンピアン・指導者が参加し、来場された皆さんと直接会話する貴重な時間となりました。

当社所属アスリートの石橋元気選手(視覚障がい柔道/人事部)、窪野一輝選手(パラ水泳/人事部)も参加し、皆さんから競技に関する質問を受けたり、激励の言葉をいただいたりと、来場者・アスリートともに有意義な時間を過ごしました。

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに共生社会をめざして、様々な形で発信していきます。

交流会の様子
交流会開会挨拶 当社プロ会 神奈川ブロック代表 大屋富茂氏

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