2018年4月10日(火)、一般社団法人 東京損害保険代理業協会 武蔵野支部「2018年度定期総会」にて、三宅克己氏(元車いすバスケットボール日本代表/経営企画部)、当社スポーツ振興担当社員が「車いすバスケットボールの魅力とユニバーサルマナー」をテーマに講演をさせていただきました。
パラスポーツ観戦で勇気と感動を・・・
当日は、まず、スポーツ振興社員による講演で、障がい者スポーツの現状や課題を自身の経験を交えながらお伝えしました。
続いて、三宅氏による講演では、車いすバスケットボールの魅力や競技を始めたきっかけ、海外遠征て感じたユニバーサルマナーについてお話ししました。
子供の頃から様々なスポーツをしてきた三宅氏は、18歳の時に交通事故により脊髄損傷、車いす生活となった。
「最初は、障がい者スポーツを馬鹿にしていた。初めて車いすバスケットボールを見たときに、自分より重度の障がいを持つ人たちが、激しくぶつかり合い、転んでも一人で起き上がりシュートを決める姿を見て、『これはスポーツだ!』と思った。スポーツができること知ったことで生きる勇気がわいてきた」と、当時を振り返りました。
また、海外遠征を通じて、「海外では自分を障がい者と感じることは少ない。笑顔で挨拶され、当たり前のように困っている人を助ける文化がある。日本では障がい者と感じることがまだある。困っている人に声を掛けるなど、ほんの少しの勇気で解決できると思っている」と語りました。
そして、「障がい者スポーツを観戦することで、人間の可能性を体感できる。是非、会場に足を運んで勇気と感動を味わってほしい」と呼びかけました。
講演後、参加された皆さまから様々な質問をいただく等、講演を通じて、障がい者スポーツの魅力やユニバーサルマナーを考える一助となったのではないでしょうか。
AD Challenge Supportでは、今後も障がい者スポーツ支援を通じて、共生社会の実現と、障がい者スポーツ応援の輪を広げる活動を行っていきます。