2018年10月26日(金)、土佐市立土佐南中学校(高知県土佐市)といの町立伊野南中学校(高知県吾川郡)にて障がい者スポーツ選手による記念講演会が開催され、パラ陸上(投てき・短距離)の白砂匠庸選手(広島支店)が登壇しました。
障がい者スポーツ選手による記念講演会は高知県と地方創生に関する包括的連携協定を結んでいる当社が実施する、障がい者スポーツ支援の取組を活用し、障がい者スポーツ選手の体験談などの講演会を通して、小・中学校、高等学校の児童生徒に対して障がいに対する理解啓発を行うとともに、特別支援学校の児童生徒には会社参加への意欲を高める目的で開催されました。
土佐市立土佐南中学校
当日は土佐市立土佐南中学校の2年生21人、教師5人、保護者3人が参加し、講演会終了後に記念撮影やサイン会等を実施しました。
随時生徒達に質問したり、終了後には生徒全員が持参した色紙等にサインをしたりと生徒との交流が多い講演会となりました。また、講演終了後に生徒や教師達から、「ファンになりました。皆で応援するので、是非2020年パラリンピックに出場し、活躍してください」といった熱い激励も受けていました。
土佐市立土佐南中学校校長からのコメントです。
「白砂選手の事故があってからの人生を詳しく話をしていただき、普段は自分たちが当たり前にしていることが、障がい者にとっては難しいことがあることを知ることができ、諦めないこと、努力すること、挑戦することの大切さを生徒一人ひとりが感じ取ったと思います。また、義手を実際に触らせてもらい、とても貴重な体験を得ることができました。障がい者スポーツ選手を間近で見て、パラアスリートのすごさを感じると共に、東京パラリンピックへの興味が高まり、応援しようとする気持ちになりました」
いの町立伊野南中学校
当日は伊野南中学校の全校生徒73人と教師8人が参加し、講演会終了後に記念撮影を実施しました。
講演会では白砂選手の普段使用している義手を回覧したり、生徒を指名した上で質問を投げかけたりと、終始和やかな雰囲気でした。
また、講演終了後は生徒代表からお礼の挨拶等もありました。
いの町立伊野南中学校校長からのコメントです。
「生徒たちは”努力をすれば何でも人はできるということを教えてもらった””自分も挑戦者という気持ちをもって成長していきたい”などの気づきや思いを抱くことができたようです。教員も今回の学習を通して生徒たちが得た気づきや学びをこれからの指導に生かし、発展させていくことができるよう努力してまいります」
AD Challenge Supportでは、今後も、選手とともに障がい者スポーツを通じた「心のバリアフリー教育」を行っていきたいと思っています。