元車いすバスケ日本代表 三宅克己氏が立川市立第二小学校で
講演・体験授業を行いました!

2019年03月22日
講演の様子

2019年2月1日(金)、元車いすバスケ日本代表 三宅克己氏(経営企画部)が立川市立第二小学校で講演・体験授業を行いました。

 

スポーツを通じた心のバリアフリー

車いす説明の様子

三宅氏は、「パラリンピックから得たもの~スポーツを通じた心のバリアフリー~」と題された講演で、全校生徒約440名に向けて、「車いす生活となった理由」、「車いすバスケに出会ったきっかけ」、「車いすバスケの魅力」、「日本代表となるまでの道のり」などが話され、生徒たちは熱心に聞き入っていました。

講演の最後に、車いすで段差を乗り越えるデモンストレーションが行われ、全校生徒総立ちでデモンストレーションに見入っていました。

デモンストレーションの後に三宅氏から「日本代表に選ばれる前は、毎日、車いすバスケの練習をし、メンタルトレーニングの本も読んでいたが、なかなか日本代表に選ばれませんでした。そんな中で読んだ本の中から[謙虚]と[感謝]ということを学びました。[謙虚]と[感謝]を学んだことで車いすバスケの練習中に先輩から多くのことを吸収することができ、日本代表に選ばれました。皆さんはたくさんの可能性を持っています。夢を叶えるためにはたくさんチャレンジし、失敗しても、行動することが大切です。今、この瞬間を全力で生きてください」と締めくくりました。

 

体験授業

講演終了後、4年生約90名を対象に体験授業が行われました。

体験授業では始めに競技用の車いす体験を行いました。

車いす体験では一人ずつ競技用車いすに乗り、車いすの乗り心地を確かめていました。

その後、車いすで鬼ごっこを行い、三宅氏の俊敏な車いすの動きに生徒たちは驚いていました。

車いす体験を行った生徒は「競技用の車いすに初めて乗ったが、楽しかった」「真っ直ぐ進むのは楽しかったが、コーナーを回るのが難しかった」「慣れると簡単で、楽しい」とワクワクした様子で感想を述べていました。

競技用の車いす体験終了後に、三宅氏対生徒8名で車いすバスケットの試合を行い、車いすバスケットの試合を行った生徒は「ゴールにボールを入れるのが難しかった」「ドリブルが難しかった」「応援をしてもらえたので、頑張ることができた」と感想を述べました。

 

AD Challenge Supportでは、今後も、全国で障がい者スポーツを通じた「心のバリアフリー」教育をおこなっていきたいと思っています。

鬼ごっこの様子
車いすバスケ試合の様子

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