車いすバスケ・秋田啓選手が
三重AD倶楽部「感謝の集い」で講演!

2019年04月12日

2018年12月12日(水)、三重AD倶楽部「感謝の集い」で、車いすバスケの秋田啓選手(岐阜サービスセンター)が講演を行いました。

 ※「感謝の集い」とは地域AD倶楽部(各地域で情報提供・企業交流・地域貢献の3つを柱として活動する)が主催する地域の皆さまへの情報提供および地元企業の皆さま同士の交流会を兼ねたイベントです。

会場の様子

講演では、車いすバスケットボールの魅力や障がいを負った経緯、競技を始めたきっかけ等をお話ししました。

秋田 啓選手

18歳の時に交通事故により車いす生活となった秋田選手。

「講演等の依頼をいただく中で、障がいをどう乗り越えたか?といった質問をいただくのですが、長い入院生活ではあったが、自分は『障がい者になった』という感覚はなかった。足の神経が切れているので感覚はないが、それが何か?(笑)という感じで。障がいを持ったからといって、落ち込んだり、ふさぎ込んだりということは全くなかった」と当時を振り返りました。

競技を始めた理由については

当時、自分が知っているパラスポーツは、陸上、テニス、バスケくらい。チームスポーツなら同じような障がいを持った人たちと情報交換ができるかなと思い、車いすバスケに決めた。『障がい者になった特典ってなんですか?』とか聞いてみたかった(笑)」とジョークなどを交えながら和やかな雰囲気で進められました。

競技については「障がい程度により選手一人一人に点数がついている。ローポインター(障がいが重い選手)の活躍でハイポインター(障害が軽い選手)が生かされているチームプレーが車いすバスケならではの見どころ」と語りました。

講演の途中、「アジアパラ競技大会」で獲得した銀メダルに参加者の方々が直接触れる場面もありました。

最後に「障がいのある方、色々なサポートが必要な方もいます。過度に気を遣う必要はなく、『どんなサポートが必要か』など、気軽に聞いてみる、普通に困っている人に声をかける感覚で接してくれたら」と締めくくりました。

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに全国でパラスポーツの魅力を発信していきたいと思っています。

参加者の皆さんに「アジアパラ」の銀メダルを!
講演後、当社サポートスタッフとともに・・・

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