小野智華子選手が多摩市立瓜生小学校で
講演・体験授業を行いました!

2019年05月15日
小野選手を囲んで記念撮影

 

2019年3月19日(火)、小野智華子選手(パラ水泳/人事部)が多摩市立瓜生小学校(東京都多摩市)で講演・体験授業を行いました。

当日は6年生52人、校長先生、教員2人が参加しました。

 

2020東京を目指して

講演では、「2020東京を目指して」と題して、「水泳との出会い」、「水泳を通じて経験したこと」、「会社の支援について」、「今後の目標」などが話されました。

児童の皆さんは自分たちが体験したことがない小野選手の苦労や努力を頷きながら、熱心に聞き入っていました。

 

小野選手は「リオパラリンピックでは自己ベスト更新とはなりませんでしたが、自分をコントロールすることが必要であり、日頃の練習が重要であることが分かりました。さらに、出場する大会には会社社員の皆さんの応援があるので、目標を達成することで応援してくれる社員への恩返しがしたいです」と締めくくりました。

 

講演会終了後に質疑応答が行われ、児童から「困難なことがあったとき、小野選手はどうやって乗り越えていますか?」という質問があり、小野選手は「まずその場に行ってみて、やらなければいけない状況に身を置きます。しかし、それでもできない場合は、困難なことから数日距離を置いて、気分転換をするようにしています」と答えました。

さらに、「どうしたら高みを目指せる心を持てますか?」との質問に「明確な目標を持つことで、目標を達成する強い心が持てるので、明確な目標を持つことが大切です」と答えました。

小野智華子選手
質疑応答の様子

体験授業

体験授業では視覚障がい者介助体験が行われました。

介助体験では2人1組になり、一人がアイマスクを着用し、視覚障がい者役を、もう一人が介助者役を体験しました。

アイマスクをしている児童が椅子に座わる体験を行いましたが、的確に椅子の位置を把握することが難しく、上手く椅子に座れない様子でした。

介助体験の様子
小野選手の介助に挑戦

講演・体験授業終了後に小野選手へ歌のプレゼントが贈られ、退出時には児童全員とハイタッチし、会場を後にしました。

小野選手へ歌のプレゼント
6年生全員とハイタッチ

後日、児童の皆さんから小野選手へお手紙をいただきました。

AD Challenge Supportでは、今後も、全国で障がい者スポーツを通じた「心のバリアフリー」教育をおこなっていきたいと思っています。

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