2019年4月11日(木)、デフサッカー日本代表 松元卓巳選手(福岡支店福岡第二支社)が、ネッツトヨタ山形様の社員大会にて講演をさせていただきました。
音のない世界で伝わるもの
松元選手は、「音のない世界で伝わるもの、折れない心」と題した講演で、自身の障がいや、競技、今後の目標等を語りました。
聴覚障がい者とのコミュニケーションや、デフリンピックについては、クイズ形式で出席した皆さまとの対話形式で進められ、「手話には敬語がなく、垣根のない会話ができます。遠くにいる人と会話もできたりと便利なので、ぜひ皆さんにも使っていただきたいです」と述べました。
次に、高校2年生の時のデフサッカーとの出会いや現在の仕事、競技について述べました。
松元選手は「アスリートの地域での取組み、会社間の繋がり、人と人の繋がりを作っていきたい」と述べ、勤務している福岡支店で手話教室を開催し、仕事以外でも繋がりを作っていることを語りました。
さらに、障がい者スポーツについて「当社のパラ水泳選手の大会応援に行った際、当社の仲間が頑張っている姿や、手や脚がない方が1分、1秒でもタイムを縮めようとしている姿に刺激を受けた」と述べました。
最後に、「障がいは個性。人は個性の集まりなので、皆さんも人と比較をせず、自分に自信を持って、強く夢や信念・目標を持ってください」と語り、締めくくりました。
講演後、会場から大きな拍手がおこり、社員の皆さまよりたくさんの質問がよせられました。
AD Challenge Supportでは、今後も「共生社会の実現」に向け、選手とともに全国で講演・体験会を行っていきます。