2019年4月27日(土)、窪野一輝選手(パラ水泳/人事部)と石橋元気選手(視覚障害者柔道/人事部)が富士見市立市民総合体育館(埼玉県富士見市)で開催された「障がい者スポーツを体験しよう!~東京2020開催まであと500日!~」にて、講演を行いました。
当日は約70名の市民の方々にご参加いただき、星野光弘市長の開会のあいさつに始まり、講演会・体験会、展示会が行われました。
障がいと人との出会い
講演会では「障がいと人との出会い」と題して、講演が行われました。
窪野選手からは「レーベル病を発症したときに、進路はどうするべきか。将来、何ができるのかと悩んだ時期もありましたが、水泳を通じて様々な仲間と出会い、世界が大きく広がりました。人との出会いは財産です。障がいの有無に関わらず、思いやりを持って接してください」と呼びかけました。
また、石橋選手は「視覚障がいについて」「視覚障害者柔道について」「障がいから学んだこと」などを話し、「将来、目が見えなくなる可能性もありますが、見えないことは問題ではありません。生き方は選べます。置かれた場所で咲きましょう」と述べ、締めくくりました。
窪野選手と石橋選手の生の声を聴くことができ、参加者全員が興味深く聞き入っていました。
講演後、星野市長をはじめ、たくさんの質問がよせられました。
障がい者スポーツを体験しよう
講演会終了後、ボッチャ、4面卓球バレー、サウンドテーブルテニスの体験会が行われました。
当社はボッチャ体験会で協力。
体験者はボッチャの繊細な技術を要するところに夢中になっていました。
ボランティアとして参加した社員の感想です。
「当社社員はボランティアに参加することの意義を感じ、また、代理店様にも手伝ってもらうことで、一体感が生まれ、良い機会とすることができました。今後の取組みが楽しみです」
「ボッチャは老若男女、障がい者、健常者を問わず一緒に参加することができ、すばらしい競技だと感動しました。体験会を通して『平等』とは何かを改めて考える機会をいただきました」
イベントに参加いただいた市民の方の感想です。
「子どもたちに障がい者スポーツを体験させることができ、とても良い機会でした。今後は自分自身も障がい者との接し方が変わると思います」
AD Challenge Supportでは、今後も「共生社会の実現」に向け、選手とともに全国で講演・体験会を行っていきます。