2019年6月21日(金)に石橋元気選手(視覚障害者柔道/人事部)が新潟県五泉市の五泉中学校と川東中学校の人権啓発講演会で講演を行いました。
当日は「置かれた場所」と題し、石橋選手が講演を行いました。
講演では石橋選手より「将来失明することに対する不安より、目が見える今、できる事を遣りきって生きていく事が楽しみです。全盲の人が健常者と変わらぬ生活をしている姿に自分が将来全盲となっても不安はありません」と語り、参加者全員が興味深く聞き入っていました。
五泉中学校
全生徒および職員392名が参加しました。
参加者は石橋選手の話に聞き入り、講演後にはたくさんの質問がありました。
参加した社員からの感想です。
「視覚障がいというハンデをネガティブにとらえることなく常にポジティブな考え方で生きてきた石橋選手に時間の使い方の重要性とありがたみを考えさせられました」
高山教頭先生の感想です。
「生徒たちにとって目が見えない中で生活することを実感することは難しいですが、本日の話を聞いて目が見える事のありがたみを感謝すると同時に、見えるからこそできる事をしっかりやりきる事の重要性を石橋選手の話を聞いて認識できたことと思います。生徒1人1人の人生への大きなアドバイスをいただけたと思います」
川東中学校
全生徒および職員128名が参加しました。
今後の人生の歩み方の指針となる講演会となりました。
参加した社員からの感想です。
「将来目が見えなくなるかもしれないという不安と隣り合わせの中で、マッサージ資格を有して生きる術を身に着けて毎日を一生懸命生きている石橋選手の姿は聴講した生徒に大きな感動と勇気を与えられたと思います」
生徒代表からの感想です。
「視覚障がいがどのようなものであるのか理解できました。さらに、そのようなハンデがあっても、柔道で金メダルを目指している姿を見習い、自分もしっかり目標定めて頑張りたいです」
AD Challenge Supportでは、今後も、全国で障がい者スポーツを通じた「心のバリアフリー」教育をおこなっていきたいと思っています。