石橋元気選手が「帯広市スポーツ推進委員研修会」にて講演!

2019年11月25日
石橋選手 講演の様子

2019年9月14日(土)、「令和元年度十勝管内スポーツ推進委員研修会」が帯広市役所にて開催され、視覚障害者柔道の石橋元気選手(人事部)が講演を行いました。

石橋選手は、「置かれた場所」と題された講演で、自身の障がいや競技についてお話ししました。

「高校を卒業し盲学校に行くことは、自分が障がい者と認めるようで嫌だった。盲学校で様々な年代や境遇の方に出会い、中でも一人暮らしをしている全盲の方に出会い、自分より見えない人が自立している姿を見て、自分自陣が恥ずかしくなった。嫌だと思った場所から様々なことを学んだ」とお話しました。

ルール説明の様子

また、柔道経験者の参加者の方と組み手をし、視覚障害柔道のルールを説明し、「2020大会がで色々な競技をみて、様々な障がいがあることを知っていただくきっかけになれば嬉しい」の伝えました。

参加された方からの感想です。

「視覚障がい者にも様々な状態があり、社会の理解がまだまだ不十分である実態を教えられました。自身の病(障がい)を宣告された後の人生の苦しみ・不安からどう前向きな方向への転換できたのか。また、職業を持ち、選手として活躍する現在のありのままの姿に接し、健常者が歩み寄る共生社会について考えさせられました」

ボッチヤ研修会をサポート!

ボッチヤ研修(座学)の様子

体験会は、地域のボッチヤ協会の方を講師に迎え、ルールについて座学を実施。

日頃スポーツ指導に関わるメンバーが参加者でありの見込みは早く、指導者育成・ボッチャ啓蒙の観点からゲーム進行を前提として行いました。

当社社員も事前に勉強会を実施し、当日の体験会をサポートしました。

担当した社員は、「健常者と障がい者が共存する上で、椅子に座ったまま投げる意味、審判は声を出さないとか、手拍子で的玉への誘導等、障がい者への配慮した対応に興味を強く感じられました」と地域の皆さまとともに学びました。

ボッチャツール購入を検討したいという自治体も現れ、体験会後は様々な質問がありました。

AD Challenge Supportでは、今後も、地域の皆さまとともにパラスポーツを通じた共生社会の実現を目指していきたいと思っています。

体験会では当社社員も審判としてサポート!
石橋選手も地域の皆さまとボッチヤを体験!

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