窪野一輝氏が遠野市遠野東中学校で講演!

2019年12月05日
窪野氏 講演の様子

2019年8月23日(金)、遠野市立遠野東中学校(岩手県)にて、元パラ水泳 窪野一輝氏(人事部)が講演・視覚障がい者介助体験を行いました。

今回は、生徒がパラアスリートと直接交流することによりパラリンピックの理念や価値を理解しスポーツへの関心を高めること、夢に向かって努力したり、困難を克服したりする意欲の向上、障がい者スポーツや障がい者への理解促進、世界の多様性を受け入れる豊かな国際感覚の醸成等を目的として当社に依頼があったものです。

窪野氏は、「人との出会い~パラ水泳を通じて~」と題された講演で、自身の障がいや競技との出会い等お話ししました。

「自分は頑張っても見えないものは見えない。できないことで悩むよりも、できることをしっかりやっていくことが大事だと感じている」とお伝えしました。

講演の後は、ペアになり、アイマスクを使って見えない世界の体験と介助体験を行いました。

そして、授業の終わりには、生徒の皆さんから窪野氏へ「エール」が送られて会場が一つになりました。

生徒の皆さまからエールをいただきました!

講演・体験を通して生徒の皆さんの感想です。

温かく迎えていただきました!

「できないことでなく、出来ることをしっかりやろうと思いました」

「今までは障がい者に声を掛けづらかったが、どんなことに困っているのかが少し分かるようになったので、これからは、自分から声をかけて助けてあげたいと思いました」

  • ●担当教員

「窪野さんと身近に触れ合うことで、生徒達の障がい者への理解は確実に深まりました。当初の目的を達成出来たと思います。大変有意義な授業でした」

 

  • 当日は地元テレビ局からの取材もありました。

    ●遠野市担当者

「窪野様の講演及び視覚障がい介助体験を通して、パラスポーツや障がいについて理解を深めることが出来ました。学校生活を過ごしていく中でも大切なヒントとなる内容が沢山あったので、生徒達にとって、より身近に感じられたと思います。東京2020の大会後も継続して共生社会の意識が当たり前となるよう取り組んでいきたいです」

AD Challenge Supportでは、今後も、選手とともに共生社会理解教育に努めていきたいと思っています。

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