2019年12月12日(木)、視覚障害者柔道の石橋元気選手(人事部)が、山形市立第三小学校(山形県)で講演・体験授業を行いました。
本取組みは、当社と山形市との地方創生包括連携協定に基づきパラスポーツへの興味関心の向上に向け、昨年に引き続き2回目となります。選手の講演や直接触れ合うことを通じ、共生社会への理解を促進・心のバリアフリー教育に繋がることを目的として開催しました。
まず、5・6年生約140名に向けて「置かれた場所」と題した講演が行われました。
石橋選手は、視力が失われていくことでネガティブな考えになっていたが、同じの障がいを持ちながら自立している仲間との出会いで、目が見えなくても精一杯やりやり抜くことで置かれた場所で活躍することができることを自身の経験をもって語りました。
講演中、児童の皆さんに質問を投げかけたり、競技説明では先生と柔道の組手をする等盛り上がりました。
次に、6年生に向けて、視覚障がい者介助体験とボッチャ体験会を行いました。
視覚障がい者介助体験は、石橋選手が介助の注意点をお伝えし、ペアワークで進められました。
ボッチャ体験は、スポーツ振興担当より、競技の説明やルールをお話しし、3名1組のチーム戦で行いました。
- 担当された先生からのコメントです。
「生徒は講演中も真剣に石橋選手の言葉に耳を傾けておりました。障がいがない生徒も置かれた場所で一所懸命になることの大切さは心に残ったと思います。ボッチャ体験も盛り上がり、もっと時間が欲しいとの声もありました。大変有難うございました」
AD Challenge Supportえは、今後もスポーツを通じた「共生社会」「心のバリアフリー」理解教育に努めてまいります。