2019年12月19日(木)、デフサッカー日本代表の松元卓巳選手(福岡支店)が「2020年登別市市政施行50周年記念 あいサポート運動※」で幌別中学校、幌別小学校、幌別東小学校の生徒280名に向けて講演・手話教室を行いました。
※誰もがさまざまな障がいの特性、障がいのある方が困っていること、障がいのある方への必要な配慮などを理解して、障がいのある方に対してちょっとした手助けや配慮などを実践することで、誰もが暮らしやすい社会を皆さんと一緒につくっていく運動です。この運動は平成21年11月に鳥取県で始まり、平成28年11月からは北海道では初めて、登別市もこの運動に取り組んでいます。
当社は、障がい者支援を重点的に取り組んでいる登別市と2019年6月に包括連携協定を締結し、様々な取組みを進めています。
今回の講演については、昨年12月に行われた松元選手の講演・サッカー教室に好評をいただき、今年もご指名いただいたものです。
松元選手は、「夢をあきらめないことの大切さ」と題された講演で、デフサッカーやデフリンピック、自身の障がいや聴覚障がい者のコミュニケーション等についてお話ししました。
松元選手は、混合性難聴とは思えないコミュニケーション能力の高さがあり、初めて接する子供たちは当初困惑していたようですが、だんだんと状況を理解していくにつれて、講演内容に興味を持って聞いている姿が印象的でした。
また、手話教室では、あいサポート運動の手話の指文字も使いながら、楽しく勧めました。
参加された方のコメントです。
〇幌別東中学校 千葉校長先生
「前向きに取り組んでいる松元選手のお話は、子供たちにとって大変貴重なもので、新たなモノの見方や考え方、接し方があるということを知る良い経験につながったと思います。ありがとうございました」
〇登別市保健福祉部障がい福祉グループ 担当者
「昨年同様とてもすばらしい講演で、子どもたちも障がいや手話について理解を深めたことと思います」
AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに「共生社会」「心のバリアフリー」教育を積極的に行ってまいります。
市長訪問!
今回は松元選手の講演が主でしたが、講演に先立ち、登別市 小笠原春一市長と面会する機会を得られました。
市長からはあいサポート運動の取り組み、登別市の目指す方向性などをお話しいただき、当社からは、当社のスポーツ支援、松元選手のバックグラウンドなどについてお伝えし、当社と登別市との関係の深まりを感じました。