視覚障害者柔道・石橋元気選手が「西東京支店プロ会」にて講演!

2020年03月11日

2020年1月16日(木)、視覚障害者柔道の石橋元気選手(人事部)が「1月西東京支店プロ会」にて講演しました。

当社の保険専業代理店(呼称:プロ代理店支店)で組織する「支店プロ会」

石橋選手 講演の様子

石橋選手は「置かれた場所」と題された講演で、自身の障がい、視覚障害者柔道について、障がいを負ったことでの気づきをお話ししました。

小学2年生の時に網膜色素変性症と診断された石橋選手。

「野球漫画の主人公にあこがれて野球をやりたかった。朝は父や弟とキャッチボールをしていたが、クラブチームの平日の練習は夕方から。父にお願いして連れて行ってもらったが、薄暗くなるころからボールが見えなくなる。子供のころは、いつも寝る前、神様に『寿命が半分になってもいいから普通の目にしてください』と祈っていました」

その後、野球をあきらめ、強い心と強い身体を作ってほしいとの父の勧めで柔道を始めました。

そして、高校生の時に視野がさらに狭くなったことから、両親の勧めで特別支援盲学校へ進学。

「盲学校へ行くことは、自分を障がい者と認めるようで嫌だったが、学校で様々な視覚障がいを持つ人に会い、全盲の方でも自立していたりと、自分の将来に希望が持てるようになった。もう一つ、視覚障害者柔道に出会うことができた」

そして、「当社には様々な競技をする14名のパラアスリートがいます。障がい者スポーツを通じて様々な障がいを知るきっかけになればと思います。ぜひ応援よろしくお願いします」とお伝えしました。

AD Challenge Supportでは、今後もスポーツを通じて「共生社会」「多様性を認める社会」の理解・浸透に努めてまいります。

会場の様子

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