上智大学×あいおいニッセイ同和損保コラボ企画★
名護市・伊江町の小中学校で障がい者スポーツ講演・体験授業!

2020年03月27日

2020年2月25日(火)~27日(木)、当社と上智大学の協働取組みとして、沖縄県名護市・伊江村の小中学校で体験授業を実施しました。

立川選手と上智大学Go beyondメンバー

名護市出身の上智大生が母校の恩師に相談したことが契機となり、学校側の連携により賛同いただいた4校での開催となりました。

当社は、立川光樹選手(九州損害サービス第一部)・松元卓巳選手(福岡支店)による講演および体験、上智大学はソフィア・オリンピック・パラリンピック・プロジェクトの学生(GoBeyond)による体験講座、それぞれのコンテンツを提供し、子どもたちに対し、障がい者スポーツを通じた共生社会の理解を深める授業を行いました。

当社と上智大学は、2017年からオリパラ領域で協働取組みを開始し、2018年に連携協定を締結しています。

また、今回の企画を名護市教育委員会・学校教育課・地方創生担当課へ報告をする中、まさに地域で取り組みたいテーマであったとのお話をいただき、「後援」をいただいての開催となりました。

【実施日・学校】

松元選手と上智大学Go beyondメンバー

2020年2月25日(火)

名護市立大宮中学校(立川選手)

名護市立安和小学校(立川選手)

2月26日(水)

伊江村立伊江中学校(松元選手)

2月27日(木)

名護市立屋部中学校(松元選手)

 

授業は、当社所属選手の講演とGoBeyondのプログラムで障がい者スポーツ体験の2部構成で行いました。

講演では、生徒の皆さんが真剣に聞き入っており、講演後、立川選手には、「車いすでどうしてそんなに素早く動けるのですか」、「どうしたらバスケットが上達するのですか」といった質問があり、松元選手には、「音が聞こえないのにどうやってサッカーできるようになったのですか」、「自分も頑張れば上手くなりますか」、「手話を使ってなんでもできることがわかりました」などの質問・感想が相次ぎ、子どもならではの感性で感じてくれたようでした。

立川選手 講演の様子
松元選手 講演の様子
上智大学Go beyond ゴールボール体験の様子

体験授業

立川選手は車いすバスケットボールのデモンストレーションを披露し、松元選手は、ジェスチャーゲームやアイコンタクトパスゲームと行い、GoBeyondのボッチャやゴールボール体験と交互に行いました。

どちらも会場あちこちで歓声が上がるなど、大盛況でした。

体験後には、子どもたちから感謝の言葉をいただき、選手からはサイン色紙を贈呈しました。

授業終了後、選手は子どもたちに囲まれ、握手やサインを求められる等大人気でした。

上智大学Go beyond ボッチャ体験の様子
上智大学Go beyond ゴールボール体験の様子

選手のコメントです。

立川選手 体験会の様子

★立川光樹選手(車いすバスケットボール/九州損害サービス第一部)

『今回このような貴重な体験の機会を頂きありがとうございました。私自身講演自体の経験が浅く不慣れだったので上智大学や関係者の皆さまには大変お世話になり感謝しています。講演させていただいた二校とも元気な生徒さんたちが多く、生徒さんたちのパラスポーツを楽しそうに体験している姿は、今後障がい者スポーツを通して共生社会が進展していくことを感じさせてくれるものでした。また、上智大学の学生さん達や松元選手の考え方や取り組みへの姿勢には勉強させられることが多く、今後の自分自身の活動や車いすバスケットボールの普及活動に活かしていきたいと思います。またこのような機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします』

★松元卓巳選手(デフサッカー/福岡支店)

松元選手 体験会の様子

『今回上智大学の学生さんたちと初めての体験授業でした。また、離島に伺い講演することも初めてで新しい試みでした。地元が好きで、将来は人の役に立つ仕事をしたいという生徒さんが多い学校でした。そんな生徒さんたちの共生社会理解・浸透に繋がればとお話ができたことは嬉しかったです。また、上智大学の学生さんたちの高い志には刺激を受けることが多くありました。学生さんたちに負けないように、私自身できること、また、結果をだしてデフサッカー・デフリンピックを広めること、ひいてはそれが障がい者スポーツの発展にも繋がると信じております。このような貴重な機会を設けて下さった、名護市の皆さま・上智大学・関係者の皆さま、そして会社に心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします』

上智大学Go beyondメンバーは熱意のある学生さんばかりでした!

★名護市企画情報課(地方創生担当)宮里琢也様

『今回の企画は、名護市としても共生社会の実現に向けた取組(課題)の一つでもありましたので、とても楽しみにしており、(私の母校)屋部中学校に見学に参加させていただきました。こどもたちにとっても非常に貴重な体験であり、名護市としての今後の取組の参考になりました。関係部署とも連携し、あいおいニッセイ同和様との連携協定など今後の取組を検討していきたいと思います。ありがとうございました』

★上智大学学生局 ソフィア・オリンピック・パラリンピック・プロジェクト事務局 高松理沙様

『沖縄での出張授業では、大変お世話になりありがとうございました。御社沖縄支店の皆様のご協力のおかげで、御社所属のアスリートとのコラボだけでなく、名護市のご後援も賜り、より充実した内容を提供できたとともに今後につながる一歩となったと確信しております。

生徒さんからサインを求められる場面も

我々の活動は東京2020パラリンピックを契機として、地球規模の問題、共生社会実現への課題を皆様と共に考え行動するきっかけとしたいと思っております。御社とは、3年前より連携協定の締結とともに、パラスポーツ応援、連携講座の設置、講演会での講師、professional studiesの設置、そして今回の体験授業など、一緒に活動をし、まさに協働取組みを行っているところです。これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます』

★当社沖縄支店担当者

『今回は名護市出身の学生さんから発せられた一言から始まった企画とお聞きしましたが、各校を廻っている中で、地元代理店さんや市関係者など、実に様々な方々がどこかで繋がっていることを実感しました。このような貴重な体験企画に携われて、私自身も大変勉強になりました。今後はさらに地域密着・地域貢献活動を行っていきたいと思います』

講演後、伊江中学校サッカー部と交流!

『沖縄県では昨年度からユニバーサルマナーセミナーの実施、川内選手のマラソンキャラバンなどスポーツを通じた地域貢献活動を実施してきました。今回は上智大学の学生さんとともに、名護市・伊江村においてアスリートによる体験授業を行い、地域の皆さんにも大変喜んで頂きました。引き続き地域に根ざす代理店様とも連携をして地域との関係を深めていきたいと考えています』

AD Challenge Supportでは、今後も様々な取組みの中で、地域とともに、スポーツを通じた「共生社会」「多様性」理解教育に努めてまいります。

 

大宮中学校
安和小学校
伊江中学校
屋部中学校

 

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