車いすバスケ・秋田啓選手が
岐阜県八百津町立和知小学校で体験授業!

2021年01月14日

2020年1210日(木)、車いすバスケットボールの秋田啓選手(中部損害サービス第三部)が、岐阜県八百津町立和知小学校で児童76名に向け体験授業を行いました。

当社の創業10周年記念企画「杉原千畝命のビザ」特別番組配信にあたり、八百津町にご後援いただいたことがご縁で、八百津町役場が取り組む「東京2020大会聖火リレー予定地およびイスラエル国ホストタウン事業」の一環として、協力を依頼されたものです。

5年生との記念写真
6年生との記念写真

当日は、新型コロナウィルス感染拡大防止に配慮し、午前中は5年生の部、午後は6年生の部と2回に分けて行われました。

体験会では当社社員もサポートに入りました!

車いす体験会では、児童と一緒に先生方、町の職員の方も参加しました。体験会後、「思ったより車いすを操作するのって大変!」「すごく楽しかった!またやりたい!」との声が多く上がりました。実際に車いすに乗って、操作やシュート練習を体験したことで、障がい者スポーツへの理解や関心を深めることができました。

体験会後、子ども達と秋田選手との歓談コーナーが設けられました。この日の為に、子ども達は事前にYouTube動画で車いすバスケットについて学習をしていたため、動画で見た試合の感想や、「毎日どのような練習をしていますか」等の質問が上がりました。秋田選手からは、「目標に向かってあきらめずに続けることが大切」「昨日よりもっとうまくなりたいと思って毎日練習しています」など、子ども達の質問に答えていました。

秋田選手の話に真剣にメモを取る児童達

また、秋田選手が獲得した2018アジアパラ競技大会の銀メダルを子ども達に見せると、メダルに点字が入っていることや、メダルを振ると色により違う音が鳴ることなどに大変興味を持ったようで、秋田選手の周りに集まり、楽しそうに何度もメダルに触れている姿が印象的でした。

お昼休みには、秋田選手の特別仕様車を紹介。内装を子ども達に見せながら、秋田選手は車いすでも安全に運転ができることや運転の方法などを説明しました。子ども達は特別仕様の車に興味深々で、秋田選手が「九州から東北まで、手の操作でひとりで運転して行っている」と言うと、「すごい!」と驚きの声を上げていました。

以下、参加者からの感想です。

5年生 男子

秋田選手の特別仕様車を見学!

「僕が印象に残ったのは、秋田選手が足が不自由だけど、あきらめずに自分のできることを精一杯やっていたことです。僕は、できないことがあると、すぐにあきらめてしまうので、秋田選手のようにあきらめないようにします!」

6年生 女子

「心に残った言葉は、「今よりもっとうまくなりたい」「(上達に)ゴールはない」の2つの言葉です。1つの大きな目標を作って、それにむけて少しずつ、小さな目標を達成していくことが、大切だとわかりました」

■八百津町役場タウンプロモーション室 山田利幸 室長

「今回、秋田選手のご協力でとても充実した体験授業ができ、大変感謝しております。県内出身のパラアスリートである秋田選手とのふれあいを通じ、子ども達は、障がいの有無に関わらずスポーツの楽しさを感じ、障がい者スポーツへの理解や興味・関心を高めることが出来たと感じています」

■和知小学校 福井俊彦 教頭先生

「当日は秋田選手に競技用車いすの乗り方を教えていただき、皆とてもうれしそうでした。障がいの有無ではなく、夢・目標に向かって取り組む日々の営みの有無こそが充実した生活を送るコツであることを秋田選手の話から感じ、大いに刺激を受けました。東京パラリンピックではみんなで応援します。ありがとうございました」

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに全国で「共生社会」「心のバリアフリー教育」に努めてまいります。

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