2020年12月20日(日)、山口県防府市で行われた「第51回記念防府読売マラソン大会」において、当社所属の川内優輝選手が2位(記録:2時間10分26秒)でゴールしました。
これにより、川内選手はフルマラソン2時間20分以内の記録(以下「サブ20」)を100回達成しました。
川内選手は、2009年の「大分別府毎日マラソン」での記録(2時間19分26秒)を皮切りに、フルマラソンの出場を重ね、80回目のフルマラソンにあたる、2018年の台湾 「新北市萬金石マラソン」で、既に「サブ20」78回達成としてギネス世界記録に認定されています。 今回節目となる「100回」達成の快挙を改めてギネス世界記録として申請し、自身の記録が更新される予定です。
優勝して復活したい!
防府読売マラソン前日の記者会見で、7位に終わった昨年の雪辱を誓った川内選手。
大会当日は、透き通るような冬空の下、「サブ20」100回達成という快挙を目の前にした川内選手は、スタート直前まで胸に手を当て、集中してスタートを切りました。 例年は多くの歓声に包まれる大会ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により応援が自粛となったため、静かなレースとなりました。
レースは残り5キロ地点まで10人で先頭集団が形成されるという異例の展開。 38キロ手前で1番手の選手がスパートを仕掛けるも、川内選手もすぐに食らいつき、TV画面を注視していた他チーム関係者をうならせました。
しかし徐々に差が開いていき、最後まで粘りの走りを見せるも2時間10分26秒の2位となりました。 結果は2位となったものの、他の追随を許さない「サブ20」の結果更新となる素晴らしい走りとなりました。
また、今年度より当社所属となった川内侑子選手も女子の部4位(記録:2時間46分34秒)入賞を果たしました。
大会を振り返って・・・
「優勝は出来なかったが、今期のシーズンベストで走ることが出来て、来年に向かってもう一度頑張ろうという『前向きな口惜しさ』があるレースだった」レースを終えた川内選手は晴れやかな表情で、今大会を振り返りました。
また、「サブ20」100回達成については「初マラソンが2009年で、それから色々な経験を積んできて意義深いものがある」と思いを噛みしめました。
次の目標にはサブ20の記録更新を揚げるとともに、「優勝できるようにしっかり頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
AD Challenge Supportでは、今後もチャレンジするアスリートを全力でサポートしていきます!