2021年5月21日(金)~23日(日)、横浜国際プールにて「2021ジャパンパラ水泳競技大会」が開催され、当社所属アスリート5名が出場しました。
選手たちは派遣標準記録突破を目指し、練習の成果を発揮するため今大会に全力で臨みました。大会は無観客での開催となりましたが、当社は日本障がい者スポーツ協会オフィシャルパートナー企業として、関係者席にて社員の観戦が認められました。22日(土)は当社金杉社長、所属アスリートの青木智美選手(競泳)、23日(日)は三井住友海上プライマリー生命保険株式会社、藤井史朗会長も応援に参加し、選手たちにエールを送りました。
ご声援ありがとうございました。結果をお知らせします。
〇小野智華子(人事部)
・100m自由形 1分14秒12(2位)
・100m背泳ぎ 1分26秒46 優勝
★コメント
「今回、東京パラに出場させて頂けることが決まりました。昨年から、大会の延期や大会が行われる回数が極端に少なく、モチベーションをどこに合わせていけばよいのか、また本当に大会が開催されるのか等多くの不安がありました。そんな中選考会を迎え、派遣記録を切ることはできませんでしたが、無事に出場権を獲得することができ、まずは少しホッとしています。しかし、ここが始まりだと考えています。残り3か月練習を重ね、出場するすべての種目で自己ベストを出せるよう努力していきます。今後とも、応援宜しくお願い致します。」
〇中島啓智選手(千葉北支店)
・200m個人メドレー 2分24秒13(4位)
・100m自由形 55秒58(3位)
・100mバタフライ 59秒27(4位)
★コメント
「今回の大会のパフォーマンスは著しく悪く、3種目ともお見せできないような泳ぎでした。今回の大会の反省点を十二分に精査し、次回に生かしていきたいです。お忙しい中応援に駆けつけて下さった皆様ならびに、応援メールや日頃から応援していただいたすべての皆様に御礼申し上げます。現時点では100メートルバタフライで補欠1として推薦されました。大会が開催されるかどうか分かりませんが、もし繰り上げ内定された場合に備え、準備していきたいと思っております。今後も水泳チームをよろしくお願いいたします。」
〇宮崎哲選手(北海道支店)
・200m自由形 1分59秒70 優勝
・100m自由形 57秒31(予選11位)
・100mバタフライ 1分00秒37(6位)
★コメント
「コロナ禍の中での応援どうもありがとうございます。温かな応援に支えられて、レースに挑戦できたことに感謝しています。
1日目の200m自由形は最初から開始するレース、とても緊張しました。成果を発揮できるか不安になりました。でもそんな不安を振りはらい、予選・決勝を関係なく攻めました。追い抜く事とペース配分を考えながらも精一杯泳ぎ、優勝することができました。
2日目の100m自由形は激戦のレースでした。必死で泳ごうと思いましたが、決勝には届かず予選11位になりました。自分にとっては正直情けないと思いました。
3日目の100mバタフライは、参加標準記録の突破を目標としていました。しかし成果を発揮できず無念の結果で終りました。でもやれる事は全てやり遂げました。ここから、また練習を始めます。
大会の翌日、連盟から、東京パラリンピックの水泳競技日本代表推薦選手の発表があり、自分は補欠2番となりました。代表候補の選手、そして、僕を支え続けてくださった皆さんに、自分ができることは何かを考えながら、行動したいと思います。まず、6月の大会に向けて、練習に励みます。本当に、応援ありがとうございました。」
〇前田一成選手(宮崎支店)
・100m自由形 1分02秒59(3位)自己ベスト更新!
・50m自由形 28秒29(2位)
★コメント
「本大会に向け、少しでも良いタイムで泳げるように試行錯誤し練習をして参りましたが、目標としていた日本代表選手にはなれず、悔しい思いをしました。50m自由形では自己ベストに近いタイム、100m自由形では3年ぶりの自己ベスト更新をすることができ全力を尽くすことができました。予選・決勝あわせて4レース皆さまの応援が力になり全力で泳ぐことができました。応援ありがとうございました。」
〇作田裕也選手(熊本支店)
・100m平泳ぎ 1分42秒17(予選敗退)
・200m個人メドレー 3分17秒18(予選敗退)
★コメント
「いつも応援していただきありがとうございます。また、コロナ禍という状況の中で大会が開催されたこと、関係者の皆様に感謝いたします。今回のジャパンパラに向けて200m個人メドレーをメインに取り組んできました。決勝進出標準タイムに0.5秒ほど届かず決勝で泳ぐことができず、練習で調子が良かっただけに悔しさが残る大会となりました。今後とも頑張っていきますので応援よろしくお願いします。」
【応援に参加した社員のコメントを紹介します!】
「出場された選手のみなさん、素晴らしい泳ぎで感動しました!これからのご活躍を期待しています!」
「初めて障がい者スポーツの応援に参加しました。アスリートのみなさんの頑張りを見て自分ももっとできることがあるのではないか、と思いを新たにしました。」
「小野さん、出場おめでとうございます。北海道支店としても、全力で応援します!また補欠選考された選手、あるいは残念ながら選考に漏れてしまった選手のみなさんも、引き続き目標を持って競技に取り組んでください!!」
※観戦は、新型コロナウィルス感染拡大防止策を徹底し行われました。
集合写真の時のみマスクを外しております。
AD challenge supportでは、今後もチャレンジするアスリートを全力でサポートしていきます!
SPECIAL MESSAGE ~競泳・青木智美選手より~
今回、初めてパラ水泳の大会応援に参加した青木選手より、競泳選手ならではの視点から、各選手へ送るメッセージを紹介します。
<小野さん>
東京パラ代表おめでとうございます!小野さんは泳ぎがすごく丁寧で、1かき1かきしっかり進んでいたのが印象的でした。ベテランになればなるほど、自分自身にプレッシャーをかけてしまい思うようにタイムが出ないことがあります。(実際に私がそうでした…)その中でも代表を決めてくるところはさすがでした。
<中島くん>
今回の試合はうまくタイムが出ず、苦しい試合だったと思います。その中でも自分のレースをしようという姿勢を感じられました。悔しいという気持ちは人を強くします。この悔しさをバネに今後も頑張ってほしいなと思います。
<宮崎くん>
大きな体を使ったダイナミックな泳ぎが印象的でした。本来後半型だという宮崎君が前半から先頭に出たところ見て、タイムを出したいという攻め姿勢が感じられました。私は最近なかなか攻めることができなかったのですごく刺激を受けました。