上智大学連携講座にて
金杉社長がゲスト講師として登壇!

2021年08月03日

2021720日(火)、当社と上智大学との連携講座「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」にて、春学期最終講座に当社金杉社長がゲスト講師として登壇しました!

講義の様子

金杉社長は講義前半、当社の事業内容について説明されました。とりわけ、国内自動車保険業界初となるテレマティクスモビリティサービスを始めとする「5つの部門横断プロジェクト態勢の常設化と相乗効果の発揮」について、熱意を込めて解説しました。後半は、「当社のスポーツ支援の事例」と「当社におけるスポーツの位置づけ」について、経営との関わりを基軸に話をされました。

金杉社長 講義の様子

当社におけるアスリートの採用について、金杉社長は、当社の3つの採用方針を説明しました。

「デュアルキャリア」:業務と競技を両立し、業務を通じて能力やスキルを高め、社員として・選手としての人財育成を図ること

「エリアサポート」:当社は全国に拠点があるため、頑張る選手をその地域で応援し、代理店の皆さま・取引先にも声掛けして応援の輪を広げること

「キャリアプラン」:当社では競技引退後も継続雇用し、それまでの経験や能力、その選手の特性を生かしたキャリアプランを準備していること

経営とスポーツとの関わりでは、①スポーツを通じて社内のチームビルディングが構築され始めていること、②地域貢献につながるCSV取り組みがマーケットからの評価に結実し始めていること、③社内の一体感醸成、ダイバーシティへの理解促進など、数字に見える利益だけではない意義があること、を強調されました。

「今後の課題は、大会後も企業が継続してスポーツ支援を行うことだが、当社のこれらの取り組みは他にはない強みであり、もちろん継続して行っていく。」と、今後に向けて力強く語られました。

講義終了後には、学生からの質問の時間が設けられ、多くの学生から質問を受けました。また、講義後には直接金杉社長のもとへ質問に来る熱心な学生の姿もあり、学生にとって特別な講義となりました。

質問をする学生の様子
講義後に質問に来る学生もいました!

 

久田教授 挨拶の様子

★コメント

上智大学 総合人間科学部 久田教授(多文化共生社会研究所所長)

「今日の講義を聞いて、2つのことを改めて学生の皆さんに伝えたいと思います。まず、障がいを持った人へ特別な配慮はいらないということ。「障がい」は、障がいを持った人にあるのではなく、環境の中にあるということを改めて感じ、皆さんの心にも留めてほしいと思います。2つ目に、金杉社長がおっしゃったように、大会での活躍を一時の感動で終わらせるのではなく、今後も支援が続いていかなければなりません。そのために、あいおいニッセイ同和損保さんと共同で設立した多文化共生社会研究所をあげて取組んでいきますし、この授業を受けてくれた学生の皆さんで、人々の意識を変え、本当の意味で差別のない社会を作り上げてほしいと改めて強く感じました。」

 

※上智大学では、2021年度の授業について、オンデマンドを中心に実施されています。今回の授業は、大学の基準・指導に沿った感染防止対策を行った上で対面授業を実施しています。

 

AD Challenge Supportでは、今後もパラスポーツを通じた共生社会・心のバリアフリー教育に努めてまいります。

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