元競泳・小林奈央選手が宮崎哲選手をコーチ!
~富良野合宿第2弾~

2021年08月26日

2021年84日(水)~6日(金)にかけて、7月に引き続き、4月に引退した小林奈央選手(近畿損害サービス第一部)によるパラ水泳の宮崎哲選手(北海道支店)へのコーチ合宿が富良野市にて行われました。

練習中の様子
練習中の様子

 

トレーニング中の様子

〇小林選手コメント

「パラリンピック本番前の最終サポートにあたり、前回できなかったことを1つでもクリアできるよう、目的を明確にして取り組みました。4回の練習を通して、宮崎選手のパフォーマンスをあげるために、練習前後は上野コーチと何度も話し合いました。

陸上での身体の使い方や泳法のテクニック修正において、こちらがアドバイスしたことが伝わっているように感じていても、宮崎選手の中では情報処理しきれない場面もありました。それでも自分自身と向き合って、必死に乗り越えようとする姿をみていると、前回に比べて成長していると実感しました。

ふらっとのコーチスタッフをはじめ、水泳教室に通う子どもたち、練習をサポートしてくれる地域の中学生や酪農家の松下さんなど、宮崎選手には応援してくれる人がたくさんいて、改めて人柄のよさが人を惹きつけいると思いました。前回ならびに今回の短期間サポートを通して、宮崎選手の中で成長の変化を感じられていたら嬉しく思います。パラリンピック本番では悔いなく全ての力を出しきれることを祈っています」

 

水中カメラでフォームを確認!

〇上野恭慶コーチ (富良野市中心街活性化センターふらっと 支配人)

「7月から引き続き2度目となった今回の小林選手の指導協力は、重要な意味を含むものでした。それは前回の改善点が、どこまで習得できていて、どこまで実際のレースで使うのかという戦術を解決しなければならないからです。それに加え、宮崎選手が代表合宿から戻ってきた直後の練習でもあるため、彼の現状を把握する必要もありました。そして時間もなく、翌週には宮崎選手は代表召集となるため、パラリンピック本大会前の富良野練習はこれが最後となります。今回の4回の練習で、それら全てをクリアーにしなければなりませんでした。

実際の練習では、疲れのせいか宮崎選手も少し調子を崩しており、調子を戻すという課題も加えながら、練習を進めました。タイトなスケジュールの中で、何とか、様々な課題を解決できたと思います。この短期間での課題解決できたのは小林選手の力が大きかったです。「見せる」「手本を示せる」小林選手の指導は多くの課題を解決の方向に導いてくれたと思います。宮崎選手本人も自信をつけたと思います。

小林選手、ありがとうございました。おかげ様で、富良野での最後の練習をやりきることができました。後は『人事を尽くして天命を待つ』のみです。」

(左から)上野コーチ・小林選手・宮崎選手・松下さん

 

富良野の皆さまからの熱い応援!

富良野滞在中、宿泊していたナチュラクスホテルを訪問していた高橋はるみ参議院議員、富良野市北市長から激励いただきました。

(左から)植崎農業協同組合長会会長、荒木富良野商工会議所会頭、高橋はるみ参議院議員、宮崎選手、小林選手、北猛俊富良野市長

 

 また、練習後には「ふらっと」の水泳教室の子どもたちから応援のメッセージをいただきました。

宮崎選手の練習の時には、地元の中学生や、酪農家の松下典功さんがサポートしてくださったりと、たくさんの富良野市民の皆さまに支えられ練習を行っています。

「頑張ってください!」と水泳教室の子どもたちより
応援メッセージをいただきました!

 

 

 

 

合宿中の滞在先である「ナチュラクスホテル」の石平清美専務からも心亜温まるメッセージが届きました。

「宮崎選手が活躍できますのも、御社のご支援の賜物と感謝しております。

彼が生まれる前から知っているので、息子の様に思っております。ご縁があり、富良野でトレーニングして頂いていることは、富良野にとりましても誇りです。彼のトレーニングをみて子供たちも、眼を輝かせています。子供たちにも、パラリンピックへの関心が、身近になりました。

コロナ禍において、東京オリパラは、世界中に勇気を与えました。もちろんパラリンピック終了時の感染者数は、さらに増えるでしょう。しかしワクチン接種も増え、死亡率は減少し、WITHコロナでさらに慎重に過ごされます。スポーツは世界中の平和と希望であることが証明されたと思います。スポーツ選手を育成されている御社は、素晴らしいです。

宮崎哲選手が、悔いなく、出場することの喜びことを、5年間の成果を出せることを祈念しております。」

 

AD Challenge Supportでは、今後もチャレンジするアスリートを全力で応援していきます!

 

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