2021年11月19日(金)埼玉県蓮田市蓮田中央小学校にて元車いすバスケットボール日本代表の三宅克己氏(名古屋人事総務部)が講演・体験授業を実施しました!
当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和3年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環として、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。
当日は蓮田中央小学校4年生94名を対象に行われました。三宅氏は車いすバスケットボールについて紹介した後、デモンストレーションを行いました。3ポイントシュートを披露する際には、「愛称の“ミヤッキー”と呼んで応援してください!」とお願いし、児童の皆さんから「ミヤッキー!がんばれ!」と元気な声援を受けました。
車いすバスケットボールの体験では、希望した児童全員が参加しました。シュートが決まる度に拍手と歓声が上がり、大盛況の体験会となりました。
質問コーナーでは、児童から健常者のスポーツと比べ、車いすバスケットボールの魅力を問われ、三宅氏は「どのスポーツもとても魅力的で素晴らしいですが、車いすバスケットボールでは、障がいを持っていてできないことも、工夫をして可能にしている点が魅力です。例えば腹筋・背筋が使えなくても、背もたれや車輪を上手く利用してプレーしている選手もいます。」と実演を交えながらお話ししました。
その後の講演では、自身の経験を踏まえながら「人それぞれが持つ違いを応援すること」「自分の可能性・人間の可能性を信じてチャレンジすること」の大切さをお話しし、児童全員が真剣に耳を傾けていました。
後日、蓮田中央小学校4年生の皆さんから「三宅先生ありがとうございました」とお礼のお手紙をいただきました。一部感想を紹介いたします。
「三宅先生のシュートを見ていると簡単そうに見えたけど、やってみたら全然届かず難しかったです。」
「一生懸命練習し、頑張る姿がかっこいいと思ったので、私も何事も諦めず、最後まで挑戦する人になりたいと思いました。」
「三宅先生の車いすバスケットを見てすごいなと思いました。私は獣医を目指していて、夢を諦めない気持ちに勇気をもらいました。」
★埼玉支店 上尾支社 支社長 コメント
「当社のダイバーシティ推進が、このように地域の社会貢献に繋がっていることを実感することができ、改めて地域密着を掲げる当社の存在意義を再認識しました。また、こどもたちにとっては長時間の講義となりましたが、生徒全員が目を輝かせて三宅さんの言葉や思いに真剣に耳を傾ける様子を拝見し、彼らにとって本当に有意義な時間であったことを確信しました。」
AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに全国で「共生社会」「心のバリアフリー」教育に努めてまいります。