~当社社員 松本選手応援レポート~
デフフットサルワールドカップ2015

2015年12月21日
会場の様子
熱気溢れる会場の様子

2015年11月20日(金)~28日(土)、タイ・バンコクで開催された「デフフットサルワールドカップ2015」に、当社社員 松本 弘選手が日本代表として出場しました。

4年に1度開催される聴覚障がい者のフットサルのワールドカップ

デフワールドカップで初勝利!!

今大会男子リーグには、各大陸の予選を勝ち抜いた11カ国が参加しました。

予選は2ブロックに分かれておこない、上位2カ国が準決勝に進出します。 日本はBブロックで、6日間で5試合を戦う厳しい日程となりました。

初戦は前回王者のイランの前に3-6で敗戦。イランは攻守においてバランスの取れたチームでした。

2戦目は世界ランク1位のロシアです。

この試合も先制される苦しい展開のなかで、後半同点に追いつきましたが、試合終了1秒前に決勝点を奪われ、4-5で敗戦しました。

3戦目のアルジェリアは、日本にとって対戦したことがない未知の相手でした。
前半リードを許す展開から後半に逆転。3-2で予選リーグ初の1勝を得ることが出来ました。
これがデフワールドカップで日本にとって初めての勝利でした。

ノルウェー戦
ノルウェー戦での松本選手

しかし、4戦目のスイス戦は、4-4と引き分け。この時点でベスト4進出への望みは絶たれました。

予選リーグ最終のノルウェー戦では、試合前、監督からの「ベスト4に進めなくなった今、できることは、日本で応援してくれている方々のために、順位決定戦は勝って、勝ち越して大会を終えよう。」という言葉でチームの士気が高まり、6-4で勝利。

順位決定戦では、ブラジルに3-0で勝利し、7位入賞となりました。

 

 

大会後の松本選手からのコメントです。

「私にとってフットサルの国際大会は初めての経験でした。初戦のイラン戦で大音量の日本国歌が体中に響き、胸が熱くなり、支えてくださっている皆さまに改めて感謝し、試合に挑みました。
個人のパフォーマンスは、2得点4アシストでしたが、もっと活躍したかったというのが本音です。
しかし、これまでワールドカップ本大会予選で勝利がなかった日本が、全6試合中3勝もできたことは、次につながると確信しています。

感無量加工
日本国歌に感無量の松本選手

ベスト4のオランダ、タイ、イラン、ロシアの試合は、耳が聞こえていないということを忘れさせられるほど、スピードのある試合展開でした。
また、開催国であるタイの観客、サポーターはとても熱かったです。
障がい者だから応援するのではなく、純粋に彼らのプレーに感動して、心から応援したいとスタジアムに足を運んでいるのだと感じました。
これが私たちのあるべき姿なのだと、感動してもらうのではなく、感動を与えるプレーをしたいと思いました。

応援して頂いた皆さまに良いご報告ができず残念でしたが、いつも支えてくださる環境に感謝し、また、新しい気づきを得て、次の目標に向かって突き進みたいと思います。応援ありがとうございました。」

 

「AD Challenge Support」では、今後も、チャレンジし続ける松本選手を応援していきたいと思っています。

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