2021年12月14日（火）、彦根警察署（滋賀県彦根市）にて車いすバスケットボール・柳本あまね選手（近畿火災新種損害サービス部）が、一日警察署長を務めました！
当社と滋賀県は包括連携協定を締結しています。この度、柳本選手への一日警察署長の依頼を受け、任命式には当社滋賀支店 支店長、滋賀支店顧問、近畿火災新種損害サービス部京都火災新種SC 所長が出席しました。
任命式冒頭、彦根警察署 羽田署長の挨拶より、柳本選手を紹介いただきました。特に、試合中のディフェンスや、自分よりも先に仲間へタオルやドリンクを渡す姿には感銘を受けたとお話しされ、「我々警察の仕事はスポットライトに当たらない仕事がほとんどですが、交通安全協会の皆さまや地域の皆さま、多くの人々に支えられて、交通事故の抑止や特殊詐欺の防止に努めています。安心・安全な街をつくるためにチームワーク・連携・協力が必要です。」と、車いすバスケ日本代表チームに見た連携という点は、警察の業務においても大切であることをお話しされました。
柳本選手は講演会で車いすバスケットボールについて、「よく得点を決めた人に注目がいくと思いますが、忘れてほしくないことは、なぜそのプレーが上手くいったのか、どうやって決めることが出来たのか、その過程に注目してほしいです。」と、障がいの軽い選手がたくさんシュートを打つために、障がいの重い選手が相手選手をブロックし、シュートしやすい場面を作り、チームを支えていることを伝えました。また最後に、「嫌なことや辛いことはたくさんあると思いますが、それも目標のための一歩だと捉えると人間は頑張ることが出来ます。」と、目標を持つと人は困難を乗り越えることが出来ると伝えました。
講演後は、年末年始特別パトロール出動式に参加しました。柳本署長として、隊員の通常点検を実施し、出発号令とともに隊員がパトロールに出動しました。
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最後は、ポスターの写真撮りに臨みました。当社のロゴ入り横断旗も使用して撮影され、今後彦根署内にて交通安全や生活安全など、事故・事件防止の啓発ポスターとして製作されます。
★滋賀支店 支店長 コメント
「柳本さんの一日警察署長の講演・活動は彦根署の皆さま、参加いただいた地域の皆さまに深い感銘を与えたと感じました。柳本さんの頑張りはもちろん、障がいを持たれる方々や車いすバスケットボールへの理解も深まったと思います。当社が滋賀県との包括連携協定のもと県下の安心安全・防犯への取組やパラスポーツへの参画についても認知いただく貴重な機会となりました。」
★滋賀支店スタッフ 顧問 コメント
「安心安全への取り組みとパラスポーツ支援という意味でも、非常に有意義なイベントでした。顧問として警察との窓口となり今回の活動に参加できたこと、また当社のアピールが出来たことをうれしく思います。引き続き、当社の取り組みを滋賀県内の皆さまに知っていただけるようにしていきたいと思います。」
★柳本あまね選手 コメント
「最初お話をいただいた時、私なんかに務まるのか、と正直思いました。それと同時にすごく光栄なことで、何が何でもやり遂げなくては、と感じました。車いすバスケットボールの普及の願いも込めて、今私に出来ることを全力ですべてに取り組みました。楽しかったのと同時に、身が引き締まる思いになりました。この経験を次に繋げていきたいです。」
AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、当社の行動指針「地域密着」に基づいた活動に取り組んでまいります。
