川内侑子選手が
福島学院大学短期大学部オンラインセミナーに登壇!

2022年02月09日
募集チラシ

当社所属のランナー川内侑子選手が私立福島学院大学短期大学部・食物栄養学科のオンラインセミナーにて講師を務めました!


「選手活動と食事~実例から学ぶアスリート飯~」と題された講演は、20211210日~17日にオンラインにて配信されました。


講演では、運動と食事の関係性・重要性、普段の食事で気を付けていること、アレルギーやサプリメントについて等、自身の競技生活、現在では夫である川内優輝選手の栄養管理等、侑子選手ならではの経験に基づいたお話をしました。

 

 

 

 

 

川内侑子選手 講演の様子

講演の最後に「食事において一番大事なことは、楽しく食べること、おいしく食べることだと思います。そういう気持ちが栄養の吸収を良くし、健康な体作りに繋がります。単に気持ちの問題ではなく、楽しく食べることによって副交感神経が優位になり消化機能が十分に働き栄養の吸収率も上がります。反対に緊張やストレス状態の時は交感神経が優位になって消化機能が十分に働いてくれないので栄養の吸収が悪くなります。せっかくバランスの良い食事をしていても栄養の吸収が悪くなるのはもったいないです。楽しくおいしく食べて、ストレスなく健康な身体でスポーツをすることが長く続けられることに繋がるのだと思います」とお伝えしました。

 

 

 

会場の様子

侑子選手の講義の後は、事前に侑子選手より提供したメニュー・写真に基づいて学生が再現する「アスリート飯の再現プロジェクト」について、担当の田村佳奈美講師よりお話がありました。
学生の皆さんによりメニュー・写真から予測、再現、栄養価を計算、30代女性の食事摂取基準との比較等検証をしました。

〇参加した学生からの感想

「今回グリルがなかったため魚はフライパンで焼くなど工夫しました。玄米など栄養価の高いものを使用し全体的にPFC比バランスを計算してみて、炭水化物は見た目より低く、脂質とタンパク質はしっかり摂っているとわかりました。メニューの写真を見て食材の量を目測するのが難しかったです。一般的な30代女性よりもかなりの量の栄養を摂っていることがわかりました。故障時の食事では、普段の食事と違い、食事には脂質を控えめに、たんぱく質がしっかり摂れているということがわかりました」

〇田村講師による総括

「目測で分量を予測して写真と同じように仕上げていくことは学生にとって大変勉強になりました。栄養士になりますと食事内容を聞き取り栄養価を目測しなければならないこともあります。今回の再現は非常に良い経験になったと思います。アスリートがどのような栄養素に配慮して食事をされているのかということも知ることができました。」

エネルギー栄養素別接種構成比。全接種エネルギーを100とした時のたんぱく質・脂質・炭水化物の構成比率

 

福島学院大学短期大学部 食物栄養学科 田村講師(右)

〇コメント 福島学院大学短期大学部 食物栄養学科 田村佳奈美講師

「色々な視点からご自身の体と向き合って調整されている様子がうかがえ感動しました。やはり実体験に基づくお話は本当に心に響きましたし、様々な葛藤の中で頑張っていらっしゃる様子も分かり、自身のお身体、メンタル、そして日々の食事との付き合い方・・・・心に多く残るものがありました。ありがとうございました。

 

AD Challenge Supportでは今後も様々な形でチャレンジするアスリートを全力でサポートしていきます。

 

侑子選手(右から3人目)と福島学院大学の皆さま

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