川内優輝選手が埼玉県立常盤高等学校にて講演!

2022年02月14日

2022年1月7日(金)、川内優輝選手が埼玉県立常盤高等学校にて講演会を実施しました!

川内選手 講演の様子

当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和3年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」として、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。


常盤高校は看護科と看護専攻科を併せ持つ県内唯一の5年制の学校で、全校生徒が看護師を目指しています。講演は、全校生徒を対象に3年生は対面にて参加、その他の学年はオンラインにて参加しました。

川内選手は「市民ランナーが世界で戦うために必要だったこと」と題し、学生時代の練習の取り組み方や、実業団ではなく市民ランナーの道を選んだ経緯、仕事と競技の両立についてなどお話ししました。

 

会場の様子

公務員時代は、練習時間が限られていることや、スタッフ・練習仲間がいないというデメリットもあったが、川内選手は“レースが練習”と心がけていたことを伝え「一人で練習するよりも、レースに出場すると他の選手がいることで、普段の練習より早いタイムで走ることができ、より自分を鍛えることができる」と考え、毎週のようにレースに出場していたことをお話ししました。

また、「練習(学業)を楽しむ」「効率の良い練習(学業)」「予測と準備」「メリハリをつける」などをキーワードに、具体的にどのように困難を乗り越えてきたかをお話しし、「困難にぶつかった際には“発想の転換”が大切。どうやったら楽しくなり、続けられるのかを考え、そして環境を変えてみると視野が広がり、世界はもっと広かったのだと気づくことがある」と、看護師を目指す生徒たちに、行き詰まりそうになった時は、俯瞰して物事を見るよう意識することで、現状を変えられることを知ってほしいと伝えました。

講演後は生徒からの「どのくらい先まで予定を組むべきか」という質問に対し、「大きな目標を決めたら、その目標を達成するために逆算し、小さな目標を立て、スケジュールを組むとよい」と明確に答え、生徒たちが今後 自分のキャリアアップについて、今何をすべきかを考える機会となりました。最後に生徒からお礼の言葉と花束をいただきました。

生徒からの質問に答える川内選手
花束をいただきました!

★当社社員コメント

「“レースは練習”と言い切る川内選手の、常識にとらわれず自由な発想があったからこそ、市民ランナーとして世界で戦えることが出来たのだと強く感じました。また、不利な状況に見えることも、発想を変えるだけで有利な状況に変えることが出来る、と経験談を聞き、自分や職場に置き換えて考えました。生徒のみなさんも、夢に向かって行動する力とヒントをたくさん得たと思います。今回の川内選手の話が、生徒たちにとってのターニングポイントになることを願っています。」 

常盤高校 相模校長先生(左)川内選手(右)

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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