2022年1月19日(水)、車いすバスケットボールの柳本あまね選手(近畿火災新種損害サービス部)が、京都市立二条中学校にて講演を行いました。
本講演は、一年生人権学習の一環として実施されたものです。
柳本選手は、「目標を持つこと」と題された講演で、車いすになった経緯や競技生活と学業や仕事の両立、日本代表としての思いをお話ししました。
最後に、「人間は目標を抱いた瞬間から変わることが出来ます。嫌なことや辛いことも目標のための一歩をとらえると、頑張れてしまいます。つらいと感じる、やめてしまおうかと思うことは目標に真剣に向かって努力をしている証拠なのです。私なんて、私なんかが、と思う必要は何もありま
せん。目標を持つことは素晴らしいことです。車いすになって落ち込んでいた私が目標を持っただけで、ここまで強く、そして車いすの自分を受け入れ、車いすの自分を愛することが出来るようになったのです。
私の講演がなにかきっかけになり、みなさんの夢や目標が叶うと、私はとても嬉しいです」と締めくくりました。
講演後は、バスケ部員とのフリースロー対決。大きな声援が飛び交い、大変盛り上がりました。
AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに、スポーツを通じた「共生社会」「心のバリアフリー」教育に努めてまいります。