車いすバスケットボール・古崎倫太朗選手が
埼玉県神川町立神川中学校にて講演・体験授業!

2022年03月09日

2022年1月24日(月)、車いすバスケットボール・古崎倫太朗選手(福井支店)が埼玉県神川町立神川中学校にて講演・体験授業を実施しました!

古崎選手 講演の様子

当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和3年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」として、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。

当日は、新型コロナ感染防止対策を十分に講じ開催されました。

神川中学校の全校生徒319人のうち3年生が対面で参加し、その他の学年はオンラインにて参加しました。

古崎選手は「夢を叶えるために大切なこと」をテーマとして、前半は幼少から下肢に障がいを持ち車いす生活となったことや、車いすバスケットボールとの出会い、U23日本代表となるまで努力したことなどお話ししました。

 

会場の様子

古崎選手は、両親への感謝とともに自身の2つの夢についてお話しし「最高の舞台で活躍しその姿を親に見せること、車いすバスケを通じ差別をなくすこと」への想いを伝えました。

また、2022年日本車いすバスケットボール連盟強化指定選手から外れた状況を「挫折」と話し、自分の気持ちを正直に打ち明けました。その上で「これからの人生にとって大切なことは、叶えたい夢に向かって小さな目標をいくつか設定しクリアする。頑張ったことが財産になる!夢に向かって努力して欲しい。」とアドバイスし、最後に生徒のみなさんへ、古崎選手が大事にしている2つの言葉「感謝」「戦う」を送りました。

 

 

 

車いす鬼ごっこの様子

講演後の車いす体験授業では、「鬼ごっこ」を行いました。ルールは最初に古崎選手が鬼となり、生徒10人を捕まえる(タッチ)ゲームです。1分間にあっという間に全員が捕まってしまいました。次はその反対で、生徒が古崎選手を捕まえるゲームでしたが、全く捕まりません。生徒の皆さんも車いす操作の難しさを感じながらも一生懸命動き、楽しそうにコートを走り回りました。

体験の後半は「シュート体験」を行いました。生徒が1投ずつシュートすると、応援する生徒からの歓声も起こり、さらに担当の先生も参加すると大いに盛り上がり会場内が一体感に包まれました。

 

シュート体験の様子

★生徒コメント

「今回の講演会の話を聞いて、自分の夢のことを改めて考えることができました。挫折をしても、そこで諦めないで目標に向かい努力を続けている古崎倫太朗さんに感動しました。これからの人生、人に「感謝」をする機会が必ずあると思うので、「感謝」という言葉を忘れずに生きていきたいです。そして、障がい者だからと言って差別をするような人には絶対にならないようにしたいです。」

 

 

★当社社員コメント

「コロナ禍の開催のため急遽3年生だけの参加となりましたが、受験を控え新たな一歩を踏み出そうとする今、何かを感じられた大変有意義で貴重な時間だったと思います。生徒たちの講演会での顔を上げ真剣に聞き入っている姿、体験教室での声をあげ楽しそうな姿、聖火リレートーチを直に触れ目を輝かせている姿にはどれもそばで見ていてとても感動しました。古崎選手が色紙に『戦う』と力強く書いたのがとても印象的でしたが、講義を聞きその言葉の意味を知ることができました。私も『感謝』と『戦う』ことを日々心掛けて行動していきたいです。貴重な体験に参加させていただきありがとうございました。日本代表として活躍する古崎選手を心から応援します。」

 

集合写真
古崎選手(左)神川中学校 内田校長先生(右)

 

AD Challenge Supportでは、今後も選手とともに、スポーツを通じた「共生社会」「心のバリアフリー」教育に努めてまいります。

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