2022年6月17日(金)、車いすバスケットボールの柳本あまね選手(近畿損害サービス第一部)が、同志社女子高等学校にて体験授業を行いました。
本体験授業は、同志社女子中学校・高等学校の「花の日福祉の日」の一環として、車いすバスケットボールの体験や選手との交流を通して、障がい者福祉や人権について深く考え、キリスト教の教えである「隣人愛」について学ぶことを目的として実施されました。
本授業は、柳本選手の他にも、元パラリンピック車いすバスケットボール日本代表コーチの板野晴男氏をはじめ、京都や滋賀のクラブチームに所属する選手6名が参加し、高校3年生約270名に向けて行われました。
まずは、選手たちによるデモンストレーション、3対3のミニゲームが行われました。選手達の迫力のあるプレーを間近にみて、会場からは大きな歓声が上がりました。次に、バスケ部の生徒さんも参加し選手が交わりミニゲーム。クラスメートに声援を送るなど大変盛り上がりました。
その後、生徒全員が競技用車いすの操作体験を行い、最後は、グループごとに分かれ選手たちとの交流会が行われました。交流会では、柳本選手が競技用と日常用の車いすの違いや、車いす生活で困ることをお話ししました。
「障がい者用のトイレや駐車場等、そこしか利用できない人がいることを知ってほしい。今日お話ししたことをたくさんの人に広めてくれたらうれしいです!」とお伝えしました。生徒さんからも様々な質問が飛び交い、有意義な交流の時間となりました。
AD Challenge Supportでは、今後も「共生社会」「心のバリアフリー」教育を全国で行っていきます。