デフサッカー・松元卓巳選手が富士見市で体験教室!

2022年08月22日
会場の様子

2022年8月6日(土)、埼玉県富士見市立市民総合体育館にて、デフサッカー・松元卓巳選手が講演・体験教室を行いました。本イベントは、富士見市の共生社会ホストタウンレガシー創出の理念により開催されたもので、日頃体験することのないパラスポーツ(デフサッカー)に触れ、選手との交流を通しスポーツの楽しさと難しさを体験するとともに、障がいに対する理解と心のバリアフリーを学ぶことを目的としています。

 

松元選手による講演

テーマ:「一人ひとり輝ける社会」~デフサッカーを通して~

オリンピック、パラリンピック、デフリンピックの違いについて説明し、松元選手がどのように聞こえているのかを文字で表現するなど、わかりやすく講演を行いました。また、耳の不自由な方との接し方については、「身振り手振りを加える」「口の動きから読み取るため大きくはっきり話す」など、コミュニケーションの大切さを学びました。また、今後の活動について、「引き続き、日本代表メンバーとなって日の丸を背負って戦いたい。とにかくデフサッカーが好き、これからも続けていく事を心の支えとして頑張りたい。世界大会が日本で行われ場合は、必ず日本代表で出場します!」宣言しました。最後に参加した小学生の皆さんへ、「障がいがある人も健常者もみな一緒で個性がある。障がいも個性であること、そのことをわかって欲しい。」そして、何事にも目標を持ってチャレンジして欲しい、頑張ることで夢は叶う!」と諦めない事の大切さを伝え講演を締めくくりました。

講演の様子
質問形式で進行しました

 

デフサッカー体験

デフサッカー体験の前に5~6人1チームになってジェスチャーによる伝言ゲームを行いました。一つの題名があり、ジェスチャーのみで次の人にその題名が何かを伝えていく、といったゲーム内容です。日頃声を出して言葉で伝えているので、ジェスチャーだけで伝える難しさを学びました。次に、ボールを使って声を出さずにジェスチャーや目で合図をしてパスをつなぐパスゲームを行い、デフサッカーの難しさとジェスチャー等のコミュニケーションの大切さを学びました。

最後に、2チーム(子どもと大人)に分かれてデフサッカーのミニゲームを行いました。白熱した接戦となり、松元選手の華麗なボールさばきも披露されました。参加した小学生のハイレベルなシュートが連発し小学生チームの勝利となりましたが、参加した大人も小学生も一緒に楽しい時間を過ごしました。

伝言ゲームの様子
パスゲームの様子

〇当社社員コメント

「参加された小学生や保護者の方に障がい者が抱えている悩みや気持ち、それをひとつの個性と捉え前向きに生きていく松元選手姿を見てもらうことで思いやりを持つ大切さを学んでくれたと思います。これからも困っている人がいたら、その人に寄り添い、助けてあげられるそんな大人に成長してくれればと思います。」

 

〇参加代理店コメント

「パラスポーツを初めて体験させていただきました。貴重な体験とともに、ルールは健常者と変わりがないことなど、学びが多かったです。貴重な体験ありがとうございました。」

参加者との記念撮影

 

 

AD Challenge Supportでは、今後もパラスポーツを通じた共生社会・心のバリアフリー教育に努めてまいります。

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