2022年11月1日(火)、プロランナーの川内優輝選手が埼玉県蓮田市立蓮田南中学校にて講演を行いました。
当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和4年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。
川内選手の座右の銘でもある「現状打破」と題し行った講演は、自身の経験から「普通の公務員が日本代表5回」、「マラソン界の常識を打破」、「32歳で公務員からプロに転向」の3つのポイントに絞りお話ししました。
「自分の節目でどういう選択をしてどういう挑戦をするかを意識して、自分自身の人生は自分の力で変えられるということを今日の講演から感じ取ってくれたら嬉しいです。」と締めくくりました。


講演後、生徒さんからたくさんの質問がありました。
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生徒さんからたくさんの質問がありました! Q.自分へのご褒美はありますか?
A.「ご褒美は旅です。旅とマラソンをするために生きていると思っていて、マラソンをして次の日に観光地を巡ったり、ご当地のものを食べたりをしたりするのが楽しいので、これからもご褒美をかねていろんなところにレースをしていきたいです。」
- Q.勉強と部活を両立する方法はありますか?
A.「メリハリをつけてそれぞれに集中することが大事だと思います。先のことを予測して、自分に必要な勉強をすることがあるかと思います。また、適度に体を動かした方が、勉強がはかどることもあるかと思います。たまには部活に顔を出して体を動かすのもいいと思います。」
- Q.ボストンマラソン優勝した時のの気持ちはどうでしたか?
A.「本当かという感じで、夢か現実かわからなく感動しました。ものすごい喜びがありました。表彰式で一番高いところで日本の国歌をききながら国旗が掲げられていて、すごく嬉しかったです。」


蓮田南中学校の陸上部の顧問の先生が川内選手の高校の後輩ということもあり、陸上部の部活に参加し部員たちとウォーミングアップの体操や、ランニングを行いました。
終了後は、サインを求める生徒さんの行列ができましたが、一人一人に丁寧に対応していました。




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