
2022年11月2日(水)、元競泳・青木智美さん(広報部)が埼玉県寄居町立男衾小学校で講演を行いました。
当講演は、埼玉県教育局の主催による「令和4年度 夢と豊かな心をはぐくむ講演会事業」の一環で、講師を学校に招き、実体験に基づく話を通して、子供たちに夢に向かって努力することや、命を大切にすることへの考えを深めることを目的として実施されました。
青木さんは自身の経験から“目標をしっかり持つ”、“失敗から学ぶ”、“最後まで諦めない”の3つを中心にお話ししました。


目標をしっかり持つ
日本代表になるという目標をたて取り組んだ結果、短期間でタイムを縮めることができ、その結果が日本代表に繋がったと話す青木さん。「目標を持つことで自分が何をしてどうしたらいいかがわかってきます。皆さんもぜひ目標を持って物事に取り組んでみてください!」と伝えました。
失敗から学ぶ
「2017年以降、代表選手の選考方法が変わり、4月に行われる代表選考会で代表を決めることが3年間できませんでした。ですが、ダメだったレースを見直し改善したら、その後の追加選考で代表権を獲得することができました。失敗をそのままにせず、そこからいろんなことを学んでほしいです。」と失敗から学ぶことの大切さをお伝えしました。
最後まで諦めない
「小学生時代から夏休み・冬休みには合宿があり、旅行等を経験してきませんでした。タイムが出なかったことや練習に行きたくないと思ったりしたこともありましたが、きつさよりもベストが出たことの喜びや嬉しさのほうが大きくてここまで競技を続けてきました。最後まで諦めずにやってきたからこそ日本代表にもなれたし、金メダルを獲得することができました。途中で諦めず、最後までやり遂げてほしいと思います。」とメッセージを送りました。
そして最後には、「先程お話しした3つのことはとても大事です。ですが1番大切なのは好きになることです。水泳が好きだからこそここまで頑張ることができたと思います。なので、皆さんも今やっている習い事や勉強をまずは好きになってください!」と講演を締めくくりました。


講演後は児童からたくさんの質問がありました。その一つ一つに丁寧に答えていました。
そして、代表の児童からお礼の言葉と花束をいただき和やかな雰囲気の中、講演は終了しました。


〇児童から青木さんへのお礼のお手紙から
「『失敗から学ぶ』というのを大事にして、これからも頑張っていきたいと思いました。」
「たくさん失敗して今まではずっと自分をせめてしまいましたが、そこから学べるということも知り、そしてその頑張りを最後まで諦めないと決めました。」
AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。