講演は1年生~3年生(1・2年生はオンライン)、4年生~6年生(4・5年生はオンライン)の2回に分けて行われました。
古崎選手は、車いすバスケットボールを始めたきっかけや、競技の魅力・ルール、今年9月にU23世界選手権での優勝についてお話ししました。
「私が大事にしている言葉は『感謝』と『戦う』です。障がいをもって生まれてずっとスポーツを続けさせてくれた両親や支えてくれた人たちに感謝しています。皆さんも学校に来られること、勉強できることに両親への感謝の気持ちを忘れないでください。」と伝えました。
体験授業では、古崎選手のデモンストレーションや車いす競争、シュート体験が行われました。
最後は、児童からのお礼の言葉があり、古崎選手からはサインをプレゼントしました。
授業が終わると、古崎選手のところにたくさんの児童がサインを求めて集まりました。
後日、児童の皆さんからの感想文が送られてきたので一部ご紹介します。
「とにかくすごかったです。福井県から8時間もかけてきてくださりありがとうございました。古崎選手は足が不自由でも希望を失わず、努力を惜しまず、U23の選抜選手に選ばれ、その後も実績を積んだことに驚き、南沼原小学校にいらっしゃることを光栄に思いました。PTAの皆さんが協力してこの企画が実現したことに感謝しています。」
「授業が終わってから『サインをください』と言ったら笑顔で『いいですよ』と言ってサインをくださりありがとうございました。メダルなど実際にさわれて、貴重な経験ができてよかったです。テレビで車いすバスケを見たときは今後、興味をもって最後まで見たいと思いました。」
「古崎選手の実際のプレーを見てみたいと思いました。つらい時もあるけれど、古崎選手のようにチャレンジしてみようと思いました。」
「ありのまま自分に向き合っていて、しっかり生きていてとても尊敬します。」
〇山形市立南沼原小学校 東海林 一善 教頭先生 コメント
「子どもにとって貴重なお話、体験をすることができました。ありがとうございました。
車いすのダイナミックな動き、スピードに驚きました。強い気持ちをもって、練習をされ一流を目指す姿も素晴らしいと感じました。」
AD Challenge Supportでは、今後もスポーツを通じた「共生社会」「心のバリアフリー」について広く発信していきたいと思います。