パラ水泳・小野智華子選手が北海道初山別中学校にて講演!

2022年12月23日

20221129日(火)、パラ水泳・小野智華子選手(人事部)が、北海道初山別中学校にてオンライン講演を行いました。

 

当講演は、北海道教育委員会主催の「子どもの心に響く道徳教育推進事業」の一環で実施されたものです。

 

小野選手は「夢の実現のためにチャレンジする」と題した講演で、幼少期のエピソードや、競技を始めたきっかけ、現在の練習環境や課題、今後の目標等をお話ししました。

小野選手 講演の様子

 

幼少期から負けず嫌いだった小野選手は、目が見えない中でもローラースケートに挑戦したり、プールで深い所に果敢に潜っていったりと、動じることなく色々なことにチャレンジをする、活発な子どもでした。

 

その負けず嫌いの性格が、現在も小野選手の競技生活に活きており、「自分よりも早く泳げる人がいたり、決勝で予選よりも遅いタイムを出してしまったりした時は非常に悔しく、次の練習により力を入れようと奮起できる」と、悔しさをバネに努力に繋げていることを説明しました。

 

資格取得のため学校に通い、水泳と勉強の両立をしなければならなかった時や、なかなか思うような成績が出ず、伸び悩んでいた時期などには、「コーチや家族、周りの友人、職場の人たちにたくさん支えてもらった。特に2022年の世界選手権に向けては、毎日コーチと連絡を取り合って、自分の練習内容に自信を持てるようにした。結果、金メダルを獲得でき、指導してくれたコーチや練習時間を確保してくれた会社の人、常にそばで支えてくれた家族への感謝の気持ちでいっぱいになった。」と、自分の夢を応援してくれている周りの人たちへ感謝することの大切さを語りました。

 

最後に、講演に参加した生徒の皆さんに対して、「中学校生活で色々と悩むこともあると思う。その時は、自分の夢は何なのか、夢を実現するためにすべきことは何なのか冷静に考えてみる。そうすることで、徐々に自分の進むべき道が見えてくるはず。私も来年のアジアパラ、再来年のパリパラリンピックに向けて頑張るので、是非応援してもらえたら嬉しい。」と伝えました。

 

 

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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