元競泳・青木智美さんが上智大学にて連携講座の
ゲスト講師として登壇!

2023年05月30日
会場の様子

2023523日(火)、上智大学にて、元競泳・青木智美さん(広報部)がゲスト講師を務めました。連携講座は「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」をテーマとしていますが、今回は「アスリートの視点から考える~オリンピック編~」ということで、リオオリンピックを経験した青木さんにお話しいただきました。

当社と学校法人上智学院とは 2018 9月に包括連携協定を締結し 、傘下の上智大学において 、当社の特色である障がい者スポーツの支援を通じた共生社会の実現に関する連携講座に関する連携講座を開講するなど、人財育成に共同で取り組んでいます。

59日(火)には、デフサッカー・松元卓巳選手(福岡支店)もお話ししました。当日の様子は【コチラ

 

講演の様子

今回の講義では、“競泳の魅力” “選手時代の強化について” “日本代表への道のり” “失敗から学んだこと” “パラ水泳について”と多岐にわたり、自身の経験談を踏まえつつお話ししました。

途中競泳に関するクイズを出題するなど、受講生とコミュニケーションをとりながら和やかな雰囲気の中進められました。

 

“選手時代の強化について”の中で、青木さんが10㎏の重りをもって懸垂をしている動画を流すと、そのたくましい背筋を見た受講生からは思わず「すごい…!」と声が上がりました。

 

“日本代表への道のり”では、日本代表になるまでの経緯や、出場した国際大会でのエピソードをお話ししました。目標を持ちゴールを明確にすることでタイムを縮めることができ、それが日本代表へと繋がったことから、改めて目標設定の大切さをお伝えしました。また国際大会のエピソードとしてリオオリンピックでのレース時の心境や選手村内の様子などをお話しし、普段なかなか聞くことのできない貴重なものとなりました。

 

リオオリンピックでの体験談をお話ししました

“パラ水泳について”では、ルール説明や小野智華子選手(人事部)を指導した経験をお話ししました。全盲の小野選手を指導する際、言葉だけで伝えるだけではなく、実際に手を取り、ストロークの軌道や使う筋肉を伝えたといいます。「相手の立場になって考えることが大事だと思います。また、私にとっての当たり前は相手にとって当たり前ではないということを改めて気づかされました。」と指導して感じたことをお伝えしました。

 

最後に青木さんは、「競泳をもっと知ってほしい、関心を持ってほしい、そして実際に会場へ足を運んでほしいです。」と話し、パラ水泳の認知度が上がってほしい。」と強豪オーストラリアの例を出しながら受講生に訴えました。

「7月には世界水泳、そのすぐ後には世界パラ水泳選手権が行われます。またアジア大会、アジアパラも9月10月に開催されます。テレビ放映もありますので、ぜひご覧ください。」と呼びかけました。

 

 

~講義終了後のリアクションペーパーより一部抜粋~

「日本代表を目指そうと決心した時の話を聞いて、誰かに影響されることの大切さ、影響されてその後自分から行動しなければ何事においても目標が達成されないことを実感しました。今まで自分から決断したり、何か一つのことに向かって努力をすることを避けてきてしまったので、私も青木さんのように自ら大きな決断や行動を取れるようにまた、その目標を叶えるために何か一つのことに対して努力してみたいと思うようになりました。」

「自分も中学、高校と運動部に所属していたため青木さんからの経験談で感化される部分は多くありました。大学ではスポーツはやめてしまいましたが、今日の青木さんの話は、スポーツ以外のことにも通用すると思いました。大学で勉強している今も、明瞭な目標を持って、失敗したときにはその分析から逃げないことを忘れず頑張りたいです。」

「青木さんの話を聞き、目標をもつことの大切さや失敗から学ぶことの大切さがとても重要だととても感じました。失敗から逃げずに向き合うことで、失敗から学ぶことはとても多くそれが自分自身を成長させる大きな糧になると学びました。」

 

 

AD Challenge Supportでは、今後もアスリートとともに、スポーツを通じて、地域貢献に資する取り組みを続けてまいります。

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