2016年5月19日（木）、「ホテルグランパシフィック LE DAIBA」（東京都港区）において代理店・扱者さま向け表彰式典「チャレンジ2015感謝の集い」が開催されました。

表彰式典では、全国からお集まりいただいた約800名の代理店・扱者さまへの感謝状・記念品が贈呈され、岸　博幸氏（慶応義塾大学大学院教授）による記念講演が行われました。

感謝の気持ちをこめて・・・

式典の中で、当社所属の障がい者水泳　小野　智華子選手・宮崎　哲選手が会場の皆さまにご挨拶をさせていただきました。

小野 智華子 選手

「人事部所属の小野　智華子です。

本日、表彰されました皆さまに心よりお祝い申し上げます。

皆さまのご活躍で会社が支えられていることを実感しました。

3月に行われ た静岡記録会では、たくさんの社員の皆さまの応援もあり成績を残すことができました。

皆さまのおかげで競技を続けていけることを実感しています。

ありがと うございます。

現在は、人事部で仕事をしておりますが、10月からは鍼灸師の国家資格を生かし、ヘルスキーパーとして勤務しながら、競技を続けていきます。

リオでは自己ベストを出せるよう頑張りたいと思います。

そして、世界に通用する選手となること、ヘルスキーパーの仕事を通して皆さまに恩返しが出来れ ばと思っています。

これからも応援よろしくお願いいたします！」

宮崎 哲 選手

「北海道支店の宮崎哲です。会話やコミュニケーションに障がいがあるため、あらかじめ書いてきたメモを見ながら話をさせて頂きます。

はじめに、ただいま受賞さ れました皆様に対し、心よりお祝い申し上げます。

会社ぐるみの支援を頂き、札幌で働きながら、安心して競技活動を続けることができるようになりました。

仕事では、私の障がいを理解した上で配慮された作業指示をしていただいています。誠実で正確な仕事をすることが、長く働かせて頂くために必要だと思って頑張っています。知的障がい者と生活したことがない社員の方がほとんどだと思いますが、少しでも理解の手助けになればと思っています。

3月に静岡で行われた大会で は、沼津支店を中心とする社員の皆さんに競技会場へ駆けつけていただき、応援のパワーを頂きました。

おかげさまで、自己ベストを更新することができまし た。リオでは会社の代表として、日本の代表として、自己ベストを更新を目標に頑張ります。」

会場からは両選手に盛大な拍手が送られました。

式典終了後、代理店・扱者の皆さまから温かいメッセージをいただきました。

「以前、小野 智華子選手のドキュメンタリー番組を観たことがあり、非常に感銘を受け、社員全員に番組を観せたことがありました。

今回、あいおいニッセイ同和損保への入社を知り、大変嬉しかったです。これからも応援しています。」

「宮崎選手は知的障がいとのことですが、しっかり話す姿に感動しました。これからも応援していますので是非頑張ってほしい！」

「二人とも清々しい挨拶がとてもよかった。7月のジャパンパラ水泳は、ぜひ会場で応援したい！」

小野　智華子選手・宮崎 哲選手は、皆さまの応援に恩返しができるよう、仕事に、練習に、精一杯頑張っています！

車椅子バスケットボール体験！

会場内ホワイエでは、当社がオフィシャルスポンサーを務める(一社)日本車椅子バスケットボール連盟のご協力のもと、車椅子バスケットボール体験会が行われました。

まず、競技用車椅子に乗って直進、カーブなどの操作を体験し、ドリブルやパスなどを行いました。

宮崎選手も参加し、体験ブースには、たくさんの皆さまにお集まりいただきました。

参 加された方々は、「カーブが思ったよりも難しい。下半身のバネを使わない状態でボールを投げることは大変ですね。」という声や「車椅子で進みながらドリブ ルをするのは難しいです。どうしてもドリブルする瞬間に止まってしまう。なかなかできない体験をしました。」「初めて競技用車椅子に乗りました。想像より 軽くて驚きました。楽しかったです。」との感想が寄せられました。

「AD Challenge Support」では、当社の行動指針の一つである“地域密着”に基づき、全国の代理店・扱者の皆さまと一丸となって、障がい者スポーツを応援していきたいと思っています。