千葉市パラスポーツ応援イベントで
当社の取組みを紹介しました!

2016年09月30日
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パブリックビューイング

9月17日(土)~19日(月・祝)に、千葉市が主催するイベント『To The 2020 CHIBA CITY』※1 の一つとして、パラスポーツ応援イベントがJR海浜幕張駅南口の特設会場で開催されました。

※1 2020年東京パラリンピックで千葉市を会場として4つの競技が開催されるにあたり、パラリンピック競技等の機運醸成・普及啓発等を図るため、9月のリオデジャネイロパラリンピック競技大会期間中に、パブリックビューイングや体験会、トークショー等を開催。

イベントは、3日間にわたり、障がい者スポーツスポーツの体験会や、トークイベント・パネル展示などがおこなわれました。

障がい者の社会との共生について

当社は、18日(日)、障がい者雇用啓発を目的とした講演「障がい者の社会との共生について」で、障がい者アスリート雇用の取組みをについてご紹介しました。

講演は、初瀬 勇輔氏(障害者雇用コンサルタント/視覚障がい柔道選手)と当社人事部採用担当社員との対談形式で進められました。

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初瀬氏:障がい者スポーツ支援を熱心に取り組んでいる、あいおいニッセイ同和損保様の障がい者アスリートの採用事例を伺います。


当社:当社の障がい者スポーツ支援は、今年で10年になります。損害保険会社として、自動車事故などで障がいを負った方の、自立や社会復帰・参加を支援したいという想いから2006年に(一社)日本車椅子バスケットボール連盟のオフィシャルスポンサーを務めたのが始まりです。

2年前から積極的にアスリート採用をはじめました。アスナビ※2や人材紹介会社からのご紹介もあり、現在8名の選手が在籍しております

採用については、業務と競技活動の両立が前提で、競技を引退したあとも継続して働いていただける方を中心に、全国で採用しています。

   ※2 「アスナビ」は、企業と現役トップアスリートをマッチングする、JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)の就職支援制度です。

      2014年よりJPC(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 日本パラリンピック委員会)も協賛しています。

 

初瀬氏:最近は、企業に所属する障がい者アスリートも競技のみで、勤務しながらという例は少なくなってきています。競技生活が終わった後の選手の将来を考えて採用されている素晴らしい取組みです。また、御社は全国に拠点があり、障がい者にとって地元で就職できるという点は、大変魅力的だと思います。

 

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講演中の様子

当社:(当社の宮崎選手を例に挙げて)当社所属の宮崎選手は大変礼儀正しく、朝の出勤時や帰る際には、元気に職場の皆さんに挨拶しています。所属する北海道支店では、彼が配属されたことによって職場のムードが明るくなったと聞いています。このことは、アスリートに限らずですが、障がいを持つ方が職場にいることによって、人を思いやる気持ち、コミュニケーションの活性化に繋がっているのだと思います。

 

初瀬氏:多様性を認め合える社会が、会社の中に根付いていくのでしょうね。

 

当社:2020年をきっかけに、障がい者の方が働きやすい社会、そして街に出て行きやすい社会となることがレガシーだと思うので、こういった活動を粛々と続けていきます。

 

最後に、初瀬氏は、「障がい者もスポーツで夢がみられる時代が来たと実感しています。今回のイベントを通して、障がい者スポーツの魅力を感じ、応援していただけたと思っています」とお話しされました。

 

本イベントを主催した千葉市は、障がい者スポーツの普及・啓発活動を熱心におこなっています。

AD Challenge Supportでは、当社の掲げる行動指針のひとつである “地域密着” を旗印に、地域と一体となって、全力で障がい者スポーツを応援していきたいと思います。

手話
講演中は、手話通訳がありました。
会場
会場には競技の魅力を伝えるパネル展示も
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ゴールボール選手によるトークショー
ウィルチェアラグビー体験
大人気のウィルチェアラグビー体験

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