川内優輝選手が毎日メディアカフェに登壇しました!

2019年10月11日

2019年9月3日(火)、毎日メディアカフェのトークイベント「プロランナーとして目指すところ~川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)を招いて」が開催され、川内優輝選手が登壇しました。当日は、約150名の聴講者が集まりました。

トークイベントの様子

今回のイベントは、川内選手にプロランナーとして目指す方向やその思いを聞くために、毎日新聞社オリンピック・パラリンピック室が企画したものです。

はじめに、川内選手が座右の銘として掲げる「現状打破」について、「一時期、何のために自分が走っているか分からない状態になり、そのとき、新聞で『現状打破』という言葉を見つけました。今の自分に必要なのは自立して、自分で全てをやる現状打破の心だと思いました。その時以来、今に至るまで使い続けています。サインの時も現状打破と書いています。サインをもらった人が私の名前は忘れてもいいので、困ったり、悩んだりしたときにこの言葉を思い出してほしいと思って書いています」と語りました。

川内優輝選手

そして「なぜプロを目指したのか」については、「理由は3点あります。まず1点目は、自己ベストが3年間更新できなかったら、環境を変えようと思ってたことです。2点目は市民ランナーとしていろいろな地域を回るうちに『ありがとう』と言われることが多くなりましたが、公務員だと仕事と練習があるため、各国各地域の市民マラソンに参加したり、講演依頼を受けることが困難でした。プロになれば、自分自身が楽しく、多くの人に喜んでもらえる活動がもっとできると思ったことです。3点目は、地域振興をしたいと思い、公務員になることで埼玉県主催の公認フルマラソンを設立しようと考えていたのですが、私の関わりないところで公認フルマラソンができたということです。

一方で、私の弟はプロに転向して、自由に活動して、記録を伸ばしていました。それを見て、自分もできるのではないかと思いました」と述べました。

講演中には川内選手の話に大きく頷きながら耳を傾けられる様子がうかがえ、会場から多くの質問が及ぶなど盛会となりました。

AD Challenge Supportでは、今後も、チャレンジし続けるアスリートを社員一丸となって応援します。

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