2021年11月2日（火）、川内優輝選手・侑子選手が福島県川内村（コミュニティセンター）において講演会・ランニング教室を実施しました。
2016年からスタートした「川内村の郷かえるマラソン」は、今年は第6回として開催予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で2年連続中止となりました。今年は東日本大震災から10年の節目の年でもあり、「復興の灯をつなぎたい」という川内選手の熱い想いから昨年度に続き、マラソンキャラバンの一環として川内村を訪問、今回は妻の侑子さんも初参加となりました。川内村での講演会は初で、村民約50名が参加されました。
講演では、「マラソンを通じて広がる世界」をテーマとして、箱根駅伝出場から世界の大会で戦う出場権を得て結果を出し、その後は世界各地のマラソンへチャレンジしたこと、各地のマラソン大会での裏話やエピソードも交え、マラソンで広がる世界を熱く語りました。
川内小中学園での講演・ランニング教室
午後は今年度より新設された川内小中学園を訪問しました。生徒76名が参加し交流を深めました。川内選手は世界の数々の大会に参加したこと、夢を叶えるために諦めないことの大切さや、英語を勉強して世界のランナーと交流できることの素晴らしさ伝えました。質問コーナーでは川内選手と侑子選手へ児童・生徒の皆さんからたくさんの質問があり、一問ずつ丁寧に答える姿が印象的でした。
最後に川内選手とグラウンドでのランニング教室。担任の先生が突然全力疾走するなど、思わぬハプニングもありましたが、全員が楽しく自由に駆け回りました！
～福島支店で社員との交流会、ミニ講演会を開催～
川内村でのマラソンキャラバンの後、今年2月の福島県沖地震で被災した福島の社員を元気づけたいと、川内優輝選手・侑子選手が福島支店を訪問し、「現状打破！困難に立ち向かう心構え」と題した講演を行いました。
川内選手は、県庁時代の仕事と競技の両立についてや、良好な職場づくり、仕事の効率化のために取り組んだこと、支えてくれる仲間たちと挑戦することの大切さなど、実体験を交えてお話ししました。また、プロ転向し、当社所属のきっかけとなった地域貢献に対する熱い思いを伝えました。「心がけ次第で、挑戦することで、自分の世界が変わる」という川内選手の強くあたたかい言葉が、社員へのエールとなり、今後も川内選手とともに川内村を含め福島への復興支援・地域貢献を継続してくことの大切さを改めて考える機会となりました。
★福島支店 支店長 コメント
「レースの合間を縫って、なおかつ川内村でのマラソンキャラバン後のお疲れのところ、川内選手ご夫妻に講演頂きました。現在、『ビジネススタイル変革』という新たなチャレンジを進めている中、『挑戦する事で成長できる』というメッセージは、社員の心に響いた事と思います。本当にありがとうございました」
★社員 コメント
「県庁時代の仕事と陸上の両方に対して全力で取り組むために、業務の効率化や職場での取り組みを学ばせていただきました。誰もがやらない仕事を率先して行い、人間関係が築かれていくと講演を通じ感じました。今回ご講演いただいたことを踏まえ、自身の業務への取り組み活かし、誰もがやらない仕事を率先して行いたいと感じました。」
★社員 コメント
「公務員時代のご経験からの、『心がけ次第で職場の雰囲気が変わる』というお話で新入社員としてまだできることが少ないなかでも今の自分にできることをしようという気持ちが新たになりました。また、当社との契約に至った経緯については、独自性や他社との差別化を意識するという点で、これからの営業活動に活きると感じました。」
