防府市包括連携協定締結式
2022年8月19日（金）に、当社と防府市が包括連携協定を締結し、川内選手による記念講演が行われました。
〇防府市 池田豊市長 挨拶 「この度、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様とスポーツ振興をはじめとします、包括連携協定を締結させていただくこととなりました。本日は防府読売マラソンに出場の最多4度の優勝、なによりも防府マラソンを育ててくださいました、川内優輝選手にご出席賜る中で山口支店長、スタッフの方々と今日協定を締結することを大変嬉しく思っております。 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社におかれましては、地域密着を行動指針の1つに掲げられまして、パラアスリートを中心としたアスリートへの支援を積極的に行うとともに、本日お越しの川内選手をはじめとします、所属されるアスリートを講師として全国に派遣される等、地域におけるスポーツ振興等を行っていらっしゃいます。 また、防災・福祉等、様々な分野で地域の課題解決、地方創成にむけたことの取り組みを実施されており、地域に対する思いは、私たちの思いと同じではないかと思っております。 防府市では、明るく豊かで、健やかな防府の実践にむけ取り組んでおります。 この度の協定は防府市にとって大変有益なものと思っております。この後、包括連携協定の最初の取り組みといたしまして、川内選手によります講演会「私の考える努力と夢」が開催されます。私はこの講演が決まった時から大変楽しみにしておりました。子どもたちをはじめお越しくださる多くの方にとって貴重なお話を伺えるものと思っております。 今日あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様と様々な分野で連携をしながら、結びにこの度の協定締結にご尽力いただきました関係者の皆様方に改めて感謝を申し上げます」
〇山口支店長 挨拶 「弊社では、地域密着を行動指針の1つとする企業経営を行っており、従来から地域社会への地域貢献に向けた取り組みを行ってまいりました。この地域での活動例としましては、防府市の一大イベントでもある防府読売マラソンでの本日ご参加いただいている川内選手をはじめとして、出場することが1つの例として挙げられます。 また、フルマラソン2時間20分以内記録100回のギネス世界記録を達成した公式な大会でもありました。縁の深いところだと思っています。 情報提供や企業交流、地域貢献を3つの柱とする取り組みを通じ、地域に貢献する活動を行っていく所存でございます 協定締結はゴールではなく、スタートであると考えております。防府市と連携した取り組みにより、防府市のより一層の発展に貢献し、ともに成長していく所存でございますので、今後とも様々なご支援賜りたく、よろしくお願い申し上げます。 本日は誠にありがとうございました。」
〇川内優輝選手 挨拶 「防府市とあいおいニッセイ同和損害保険の包括連携協定を提携ということで、大変うれしく思っております。防府読売マラソンとの付き合いは2011年から始まっておりまして、今まで11回走っておりまして、本当に防府市とともにマラソンを通じていろいろな交流ができていることを嬉しく思っております。近年、コロナによって、マラソン大会が中止となるなかで、防府市は様々な工夫をして大会を絶やさず、スポーツを絶やさずに取り組んでいただきました。そういう意味でも、防府読売マラソンは、私にとっても特別な大会であり、4回の優勝だけでなく、過去10回のうち10回の3番以内という、非常に相性のよい大会となっており、12月に走って一年が終わるという大切な大会となっております。そのマラソンを行っている防府市と私の所属しているあいおいニッセイ同和損保が連携協定を結ぶということでより一層、地域のために防府のためにマラソンだけでなく、講演やイベントにも積極的にかかわっていき、防府を盛り上げていきたいと思っています。」
記念講演「私が考える努力と夢」
締結式の後には、アスピラート音楽ホールにて川内選手による講演会「私が考える努力と夢」が行われました。過去、防府読売マラソンに11回出場（内４回優勝）しており、市民の皆さまにもファンが多く、たくさんの皆さまにお越しいただきました。参加者の皆さま全員に「マラソンキャラバン特製のクリアファイル」をプレゼントしました。
講演の中で川内選手は、 「努力は裏切らない、努力は報われるとよく言われます。 こういう言葉は成功した人がいうので、結果がでないときは、努力が足りないといわれることがあります。しかし、結果が出ない人は本当に努力がたりないとは限らないと思います。結果がでないのは、努力が不足しているのではなく、原因に気付けるかどうかだと思います。努力の中でも考える努力が必要になります。 そのためには、視野が広い人になることが、考える努力をする一番の方法になると思います。努力は正しい方向に向かって努力をすることが大切になります。 必ずしも、楽しいことは楽なことではない。真面目で結果が出ない人の視点に欠けている部分なのかなと思います。」とお話ししました。 考える努力をするために大事なこととして 「可能性を広げるための文武両道」「メディアリテラシー」「迷ったら挑戦」とお伝えしました。 また、夢と目標の違いについては、「夢は『できたらいいな』でできない可能性が高い、一方で目標はできる可能性が高いと思います。夢をかなえるためには、夢を目標にすることが必要であると思います。そのためには、目標をかなえるための具体的な計画を考える努力をする必要があります。皆さんも何か壁にぶつかったときに、ちょっと引いた位置から、ぶつかった原因を幅広い視野で考えることが大切かなと思います。」とお伝えしました。
講演後はたくさんの質問が寄せられました。 川内選手の目標を問われる中で、「年内の目標として、12月の防府読売マラソンで優勝を狙っていきたい！」と力強く応え、会場からは大きな拍手とともに熱いエールをいただきました。 最後に、池田市長より花束をいただき、川内選手からはギネス世界記録記念Tシャツをプレゼントしました。
毛利氏庭園・博物館を観光！
当日、午前中には、（公財）毛利報公会の毛利元敦会長のご厚意により、国指定名勝「毛利氏庭園」と「毛利博物館」を観光させていただきました。 毛利会長は、川内選手の母校、学習院大学の大先輩ということで、たくさんのお話で大変盛り上がっておられました。
防府駅カウントダウンボード
JR防府駅には、防府読売マラソンのカウントダウンボードが設置されています。防府駅にお立ち寄りの際には是非チェックしてみてください！
