「2017ジャパンパラ 陸上競技大会」の応援へ!
~白砂匠庸選手・米津秀樹選手応援レポート~

2017年10月16日

2017年9月22日(金)~24日(日)、福島県のとうほう・みんなのスタジアム(県営あづま陸上競技場)にて、「2017ジャパンパラ陸上競技大会」が開催されました。

白砂 匠庸選手(広島支店)・米津 秀樹選手(高松支店)が出場し、当社社員78名が応援に駆けつけました。

当日は、グループ会社である三井住友海上の5名の選手が出場していたこともあり、両社の社員総勢118名の大応援団が選手に熱いエールを送りました。

AD Challenge Support応援団!

 パラ陸上って?

パラ陸上競技には四肢障がいや視覚障がいなど、さまざまな障がいを持つ選手が出場します。そのため、選手は障がいの種類や程度によってクラス分けされ、クラスごとに競技を行います。

車いすの選手は「レーサー」と呼ばれる軽量な専用車いすを使用し、下肢を切断した選手はスポーツ用に開発された義足を装着してレースに参加します。

また、視覚障がいの選手は、競走種目では「ガイドランナー」と呼ばれる伴走者と共に走り、跳躍・投てき種目では「コーラー(手を叩いて音で選手に知らせる人)」の指示を頼りに競技を行います。

基本的には、一般の陸上競技と同じルールが適用されますが、障がいに応じて一部ルールが変更される場合があります。

詳しくは→(公財)日本障がい者スポーツ協会「かんたん!陸上競技ガイド」

応援が力に・・・

今大会、白砂選手はF46クラス「砲丸投げ」・「やり投げ」、米津選手はF48クラス「やり投げ」に出場しました。

白砂選手 競技中の様子

白砂選手は、F46クラス「砲丸投げ」11m29㎝の日本記録保持者。

初日の「砲丸投げ」では、自身の持つ日本記録更新とはなりませんでしたが、11m09㎝の大会新記録で優勝しました。

2日目は、「やり投げ」に出場し、45m50㎝で3位となりました。

●白砂選手コメント

「たくさんの応援ありがとうございました。専門種目のやり投げでは納得のいく投てきができず悔いの残る結果となりました。来シーズンに向けてしっかり練習を積み良い結果を残せるよう精進していきたと思います」

 

米津選手は、ジャパンパラ初出場。

「期待感一杯で迎えた」という米津選手は、調子は悪くないものの5投目まで目標としていた記録に届かず。最終投てきの際、一段と大きくなる声援に応え30m20㎝で自己記録を更新しました。

●米津選手コメント

「応援がこんなにもアスリートの力になるという事を体感することができました。またアスリート仲間からも、『応援が凄い!羨ましい!今までのパラ陸上大会で最高の応援。応援が力になり記録更新できました、パワーをいただきました』など多数の声を頂きました。福島支店の皆さんが名前入り応援グッズを作成してくださり、本当に嬉しかったですし、力をもらい結果につなげることが出来ました。ありがとうございました。今シーズン出場したすべての大会で自己記録を更新することができたのも会社から支援、応援くださった社員の皆さんのおかげだと感謝しています。これからも『チーム あいおいニッセイ同和損保』アスリートとして、皆さんのご期待にお応え出来るよう精進し、更なる記録更新を目指して頑張ります」

米津選手 競技中の様子
熱い応援で選手を後押し!

 

田中選手          神下選手

グループ会社の三井住友海上からは「やり投げ」F12クラスに田中 司選手、F46クラスに神下 豊夢選手が出場しました。

田中選手は、51m70㎝の日本記録保持者。

記録が思うように伸びず48m53㎝で2位となりました。

神下選手は、30m91㎝で5位となりました。

T12クラス「女子5000m」に出場した道下 美里選手(リオ・パラリンピック マラソン銀メダル)は、アジア記録・日本記録保持者。

19分10秒66の自己ベストの更新とはならなかったものの、19分15秒82でアジア記録・大会記録を更新し、優勝しました。

「男子5000m」のT11クラスに出場した米岡 聡選手は銅メダルを獲得!

熊谷 豊選手は、「男子5000m」で銀メダル、「10000m」では見事、金メダルを獲得しました。

道下選手                         米岡選手                   熊谷選手

 

 ぜひ大会へ、応援に・・・

今回、両社のアスリートの活躍に、社員が声を合わせ全力で応援する声が会場に響き渡りました。

競技終了後の交流会では、選手からのお礼の言葉に温かい笑顔と大きな拍手が送られれました。

参加した社員からの感想です。

選手交流会の様子

「障がい者スポーツをテレビやその他の媒体で見聞きすることはあっても、実際に目で観るのは迫力が違うなと感じました。自分自身も部活動をやっていた時のことを思い出し、選手が熱心に取り組む姿にとても感動しました」

「実際に競技を観て、選手と交流し、大変貴重な経験ができました。選手をより身近に感じ、これからも応援していきたいと思いました」

「選手からの応援が力になったという言葉が、素直にうれしかった!」

「今回の観戦でスポーツの特性である”楽しさ・面白さ”を再認識できた。また、その”楽しさ・面白さ”がグループ企業の絆を深めるものになったのではないかと感じました」

今回、グループ会社との合同応援は初めての試みでした。

選手からも「こんな大声援の中で競技するのは初めて。力になった」との声があり、今後も様々な形で、地域の皆さまとともに、全国の障がい者スポーツ会場を盛り上げていきたい。「AD Challenge Support」は、選手とともにチャレンジし続けます。

道下選手のプレゼンターは当社役員が務めました
選手からの挨拶
応援の様子

地域のサポーター

AD Challenge Supportでは、全国で障がい者スポーツ大会の応援活動をおこなっており、全国各地に応援活動を支えてくれるサポーターがいます。福島地域の社員が選手名が入った手作りの応援幕を作成したり、受付から片付けまで温かいサポートがありました。

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